一回目も、二回目もきちんと島に固まらなかったようです。
しかし、先に産んでおいた神は存在するので、
そのことが分かる後世の人が「ひるこ」も「あわしま」も
いろんな所に祀ったのでしょう。)
その先にいくつもの島が形作られた、
というようなことです。ここだと思った時
に、「あめのぬぼこ」を刺してかき回すと、そこからマグマが出てくる。
「しお」では、また溶けてしまう。
日之本元極によって開発される数々の潜在能力、功法の原理など
一回目も、二回目もきちんと島に固まらなかったようです。
しかし、先に産んでおいた神は存在するので、
そのことが分かる後世の人が「ひるこ」も「あわしま」も
いろんな所に祀ったのでしょう。)
その先にいくつもの島が形作られた、
というようなことです。ここだと思った時
に、「あめのぬぼこ」を刺してかき回すと、そこからマグマが出てくる。
「しお」では、また溶けてしまう。
前述の神話の真実を、お話ししましょう。
「ぬぼこ」で海水をすくって創られたものではないということ、
既にご理解いただけたことと思います。
無形の「ぬぼこ」という道具を突き刺して、
神界の情報を救い出し、顕界で、物質化した訳です。
そこを統治する為の神々を、生んでいきました。
島を統治する神ですから、、その島の名前と同じような名前にしたのは、
無理からぬ所です。
そこを神話では「島を生んだ」と、取り違えた訳です。
「たま」という意味があるので、
古来玉飾りのついた矛というふうに解釈されてきました。
本来は、どういう意味があるのかといえば、
「たまじゃくし」のことです。
無形の「たまじゃくし」で、おのころ島の底に入れて、
掻き混ぜて掬(すく)い上げるのです。
実は無形の空間に突入するような形をしていて、
神界と顕界を繋ぐおのころ島から、
神界の中に入れて、事象を抜いてきて顕界に写しだす、そういう形をしています。
神界の底まで矛先が届く必要があるからです。
相当なしんぼう(辛抱=心棒)をした者だけが、手に入れることが出来るそうです。
顕界と神界の結界を切り裂き、神界の事実をすくってくる矛先と、
結界の穴であるおのころ島が揃ってはじめて、
自在に形現しが出来るようです。
それが顕界で実現していくというものです。
思いを実現させることが叶います。
その神界の事象を顕界に写し出す為の、
異空間通過ホールです。
おおよそ次のように書かれています。
天の神々から「この漂って不完全な世を、整えてきちんとした国をつくりなさい。」
そこで二柱の神は、天の瓊矛(ぬぼこ)を、
下界に下ろして海水を「コオロコオロ」とかき回して引き上げました。
そのとき、引き上げた矛先からしたたる塩が固まって、
磤馭慮島(おのころじま)が出来たということです。
更に多くの神々をお生みになったとあります。
無形ではありますが、ある形をし、大きさのある空間を指します。
空間ではありますが、神器と言って、ある役割を持った物です。
良くいわれる三種の神器と同じような物です。
これは、珠の飾りのついた矛(ほこ:槍の前身のような武器)と
解釈されている説が一番有力視されていますが、
実は「玉杓子(たまじゃくし)」のようなもので、
矛先と棒に分かれています。
無形の神界で起こった事を、この物質界に事象・事物として現す役割を果たします。
つまり、神界で有ったことを、
この物質界に転写する為の、無形の道具です。