病と功法

ほにょのブログ に、手が荒れると書いてありました。
  クリック   
特に注目戴きたいのは、貫頂・帯功後に酷くなるというところです。

そうなるということは、

貫頂帯功を始めても修練量を増やしていない

ということに他なりません。

貫頂を出来る力を授けられ、

やり方を習った時の講座で、くどく言われるのは、

「貫頂後、すぐに必ず静功をしなさい。」

ということです。

彼女はすっかりとそんなことは忘れてしまっています。

では、どうしたらこの手荒れは治るのでしょうか?

間違いなくこの原因は邪気の吹き出しですから、

根気よく体内の邪気を早く排出することです。

1)修練量総量の増加

2)特に「すわいしょう・そわか」の継続

3)内宮・外宮、五色倉の継続

4)手先湯の実行

などが考えられます。

手先湯は、新宮修練舎に来て事前に申し出ておけば、

貫頂・帯功時に受けることが出来ます。

自宅でも、

天のまなみ海のまなみ「しんぽう・すいの神髄」録音教材

揃っていれば、簡単に出来ます。

病と功法


先日来、日之本修練者ブログの中で、

「気が緩む」話題がありました。

今日は、面白いニュースを見つけましたので

その件についてお話ししましょう。

万引き見つかり、警備員に大便投げる…59歳無職男逮捕

ショッピングセンターで食料品を万引きし、

追いかけてきた警備員に大便を投げつけたとして、

愛知県警は3日、同県春日井市に住む無職の男(59)を

事後強盗の疑いで現行犯逮捕し、発表した。

容疑を一部否認し、

びっくりして大便をもらしてしまった。

万引きはしたが、大便を投げつけてはいない」

などと供述しているという。

警備員に見つかり、よほどこの万引きさん、

驚き、捕まるのが怖かったのでしょうね。

日之本元極「階ひと」初級教科書に次のように書いてあります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

病気の原因の中で、内因は人のうちにある無形無象の感情(七情など)によるものです。
   七情=人の精神活動で、喜・怒・憂・思・悲・恐・驚のことです。

それに焦という感情が加わります。
   七情とは、外界事物に対する情緒反応のことであり、

通常は発病因子とはなり得ません。

しかし、突然、強い精神的な刺激を受けたり、

同じ精神的刺激を長期に受け続けたりして、

生理的に調整可能な許容範囲を超えてしまうと、

体内の陰陽、気血、臓腑の機能失調が引き起こされ、発病に至ります。
①喜 心を損傷する=気が緩む
②怒 肝を損傷=気が上がる
③憂 肺を損傷=気はちぢむ
④思 脾を損傷=気が固まる(結する)
⑤悲 肺を損傷=気が消える
⑥恐 腎を損傷=気が下がる
⑦驚 腎を損傷=気が乱れる
⑧焦 膵を損傷=気が離れる
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回の例は病気ではありませんが、

驚と恐のあまりの感情の大きさ故に、

腎臓のコントロール機能が効かなくなったんでしょうね。

面白い事例でした。

病と功法

「病は気から」と、よく言います。

単に病気と書くから、語呂合わせで言っているのでもなく、

迷信でも有りません。

真実です。

気が先んじて動きます。

病でも、何事も気が先んじて動いて、すべてのことが起こってきます。

気が先んじて動き、気が作用することで、有形と無形が逆転することで

(通常は有形のものが動くと無形がそのように動きます。これを形示しと言います。
この病のように、無形が動いて、その後有形が動く事を形顕しというのです)

様々な病が引き起こされてきます。

気は、気功の気でも、気象の気でもあります。

昨今のような気象の激しい変化は、すでに起きてくる可能性を伝えてきたところですが、

病の元になる気でもあることを伝えておきます。

私がよく講座の中で、

意(i)が動き、気(ki)が動いて、血(chi)が動く。

と言うのは、この事です。

血(chi)は、身(mi)と、言い換えてもよいでしょう。

画像をクリックして戴きますと、大きく御覧いただけます。

病と功法

個々の体質の特性に合わせて、選択的に働きかけているのですが、

既にこの教材を使って修練している者達の多くが体験しているように、

甲状腺や間脳への関わりを重要視しつつ、

むしろ胸腺や肺、脾臓など、どの功法の修練をしても、

三元の足りていない臓器のみでなく、

気が充満した臓器にも満遍なく手当てして、修練を続けることが、

気や身体のネットワーク機能を円満に機能させる早道になるのです。

ネットワークですから、ネットワーク上で悪いところに気が届いて、

改善されることになります。

一箇所が変化すると、ネットワーク全ての変更が求められます。

一箇所が一箇所ではなく、全てを変更する為に、

功法全体を通して修練することが必要です。

免疫のネットワーク機能を実に巧妙に調整する方法が取られています。


 シグマDP2メリル

病と功法

この功法の録音にあたっては、

まさしく適正という言葉が適応するような目的を持って制作されています。

「適正」と言うからには、ほどよいところに、

その者の弱点となるところに気が入ることになります。

この功法で一番大事なことは、この点です。

個人個人の特性、癖、状態に対応できるという、

この点がクリア出来るよう配慮されています。

「ほどよい」というのは、皆一律にということではなく、

その者にとって、ほどよいということを、一人一人その人に合わせて行うのです。

その時、修練をしている者一人一人の免疫の機能の中でも、

弱点となっているところに選択的に働きかけていきます。


 シグマDP2メリル

病と功法

すでに変質してしまった細胞をよみがえらせて、

元に戻すという点では、「戻戻止痛」の功法が有効に働きます。

免疫力を適正化するには、「免疫力活性適正化手当法」が必要で、

すでに変質してしまった問題を戻すには、「戻戻止痛」が的確に作用します。

免役さえ正常にすれば良いということではありません。

それぞれの対応する臓器が生かされてこそ、

それぞれの持ち場の持っている問題が解決しつつ、

同時にこの免役の功法が生かされていくべきなので、

そのことだけが、万能なのではありません。

「免疫力活性適正化手当法」と「戻戻止痛」を核として、

各種功法を取り混ぜてすることが必要になります。

この病は、その素因が発見された、

なるべく早い時期から対処することが重要です。

身体の組織の多くが自己免疫力に侵されてからでは、

正常な生活に戻すことが大変になります。


キャノンS90  

病と功法

リウマチなどが自らの骨を侵していく病気であるなら、

筋ジストロフィーは己の筋肉を侵していく病気です。

しかし、リウマチがその因を、先天的な体質にも関係するとはいえ、

後天的な外因や生活習慣から発病するに対し、

筋ジストロフィーは、先天的な遺伝子の構造の問題です。

こういう遺伝子に由来する問題については一生涯、

死ぬまで、この功法を修練し続けるならば回復という事は無くても、

良い状態を維持していくことは可能になります。

大変厳しいことではありますが、そのことを守って生活していけば、

生命を、自分に与えられた寿命を全うして生きることが可能になるでしょう。

つまり、遺伝子が欠損、或いは変異しているがために、

自分の筋肉を溶かして攻撃していく、それがこの病気なのですから、

そのタイプは遺伝子の構造によって様々です。

しかし、自らを攻撃するということの元を正せば、

免疫力の不調和ということに他なりません。

ですから、筋肉が萎縮していくという表面上の症状だけの問題に囚われないで、

よくよく判断すれば、免役全体が乱れて、

成長力も失われているのがこの病気の現状です。



キャノンS90  

病と功法

最新の医学ほど、その部分を切り取って癒す方法をとりますが、

その一部分が悪いからといって切り取ってしまうことで、

全身の調和がダメージを受けてしまいます。

欠けた部分を補うがために全身はどれほど無理をして、

補うことばかりに気(エネルギー)を浪費して、

結果的に短命になってしまうかという事実に目を向けるべきなのです。

この功法によって、こつこつと修練を重ねれば、

一点を切り取ることなど必要がなく、

もし仮に、その一点が回復しないとしても、存在が残っていさえすれば、

その欠けている一点を全身が補って、

励まし合いながら機能していくことが叶います。

しかし、一点を切り取ってしまえば、

その部分は全く身体にとって機能しないばかりではなく、

欠損しているのですから、他のネットワークが補う事が出来ず、

助け合わない関係が出来ます。

病は病として、「一病息災」と言われるような生き方をすれば、

それは一つを補って、生命が保たれるしくみです。

「二つあるから、一つは取って良いだろう。」

これも違います。

二つあるのは、それなりに理由があります。

それを如実に表しているのが、肺です。

肺は左右一対とみられていますが、

右肺は上葉・中葉・下葉の三つの分かれています。

それなのに左の肺は、上葉・下葉の二つにしか分かれていないのです。

左右の五つの部位が、それぞれ違う働きがありそうだということは、

容易に想像つくではありませんか。

間違ってはいけません。

切り取っては ならないのです。

 シグマDP2メリル

病と功法

電化製品や自動車の故障を直すには、

悪い部品の交換をして修理は完了します。

それで何ら問題なくその後は使用出来るようになります。

ところが人を含め生体では、そうは簡単に事は済まないことが多いのです。

臓器などの一箇所の働きが衰えて、それを補うということは、

そこだけ見れば極めて有効ですが、すべて丸くなる、円滑に事が進むためには、

欠点と思われる一つを治しても難しいのです。

怪我についても、その影響が全身に及んでいることを、現代医学は知りません。

小さなものはいざ知らず、怪我の箇所、

一つを治したところで完全に元には復帰しないのです。  

その現代医学の盲点となっているところを、日之本元極の功法が補い、

そして人の身体が、すべてが統括された肉体であり、

システム全体として円滑に機能してこそ、健康な肉体であるということを、

世の中に示して、知らしめなければなりません。

一点専門主義という現在の細分化された医療は、

方向性として真逆に進路を取っているとしか思えません。

癌が一箇所にあって、その癌を取り除いたからといって、

そのことが身体に与える影響は極めて大きく、

一部分を切り取ったからといって、そこのみでなく全体に影響が及び、

肉体あちらこちらでがシステムとして機能しなくなるのですから、

現代医学の切り取って治そうという方法は、

正に「木を見て森を見ず」的な遺憾な手法と言えます。

 シグマDP2メリル

病と功法


もう一つの多重的因子、心因性の問題ですが、
これについては、当所のいくつかの講座を受講していただかないと、意味がわからないでしょう。

簡単に言えば、心因的なトラブルで体内エネルギーを損じ、免疫力が低下する事と、
もう一つ、脳内伝達回路の混乱が起きる事です。

こちらのトラブルは、女性に起きる事が多いようです。

極めて希な疾病ですが、
確率の少ない遺伝的な異常と意識的な異常という希な事が重なって、
加齢が引き金となって起きてきます。

我々の方法は、修練や貫頂(他人に三元エネルギーを入れて上げる方法)などを駆使し、
免疫力を上げ、疾病の進行を留めたり、
外部からのエネルギーの作用で心因を取り除いたりします。

先天的な遺伝の問題は解決出来ません。

一般常識に無い方法により信じて修練を続け、症状の悪化を食い止め永らえるか、
常識に囚われて、刻々と近づく時を待つのみの時間を過ごすかは、

病に罹った本人の選択です。

「治せますか?」と人に問うのではなく、「自分で改善する方法はありますか?」と問うようにして下さい。

我々は、お手伝いはします。しかし、良くするのは貴方です。

そして、この私からの回答に対する返信は、残念ながら何もありませんでした。