気功講義

我らが師こと「カメ仙人」の気功講義をご紹介していきます。

今回は「緑茶は脳梗塞や心筋梗塞の発生を防ぐか」についてです。

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中日新聞 070505朝刊に
「緑茶は脳梗塞を防ぐ。一日5杯以上飲むものは、脳梗塞や心筋梗塞の発症が少ない傾向にある。」
という記事がありました。


 脳梗塞や心筋梗塞は、血管が老化して起きる循環障害です。

その原因は、血管の問題と動脈硬化を起こしやすい食事の問題とがあります。食事で取り入れられる成分の中でも特に脂肪は、一定量を超えた場合、悪しき原因となります。

 緑茶を飲む者達の食生活には、特徴があるのです。緑茶を飲む習慣のある者は、和食が中心で肉食が少ない傾向にあるでしょう。そういう食生活習慣の土壌の上に調査が行われていることも無視できない要素です。

緑茶があたかも効果が、あるというように結論づけるのは早急です。
しかし、緑茶には、ビタミンCやビタミンA、カロチンなど皮膚の抵抗性を保つような物質が、生きた形で保存される特徴があります。ですから、生きた形でビタミンが壊れることなく吸収されやすい形で、身体に取り込まれます。
特に食事の時に取られる飲食物は、身体が取り込みやすい体制を取りますから、食事と一緒に食べる飲み物の成分は効率よく摂取されることになります。

 健康飲料という形で、大量の飲料を飲んでも、身体の体制が栄養分を吸収するには、充分でないこともあります。身体が水分を要求しているときには、優先的に水分を取り込みますが、食事の時以外には、吸収の度合いが変化して吸収を効率よくするという形態が取りにくいので、食事の時に摂取する飲み物である事は効果をより上げている一因です。 …

日之本元極  亀仙人



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緑茶は脳梗塞を防ぐか お茶

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「頭の良くなる食物の栄養について」について、3回にシリーズの最終回です。

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 日本の風土に根ざし、自然で伝統的に生まれたこの土地でできた食物、そしてこの土地の季節の食べ物には、伝統に根ざした結論があります。

 風土から生まれた食べ物は、健康のためにも脳の活性化のためにも有効であり、自然に反して有害な添加物や季節感のない食べ物は、からだに悪いと断言出来ましょう。

 良いモノの一点のみを見つめて、一つだけをすくい上げて、それで健康になろうというような考え方が根底にはあります。現代では、その発想で医薬品が開発されています。

飛びつくようなビックな話題を作り上げるために、これらのニュースは取り上げられています。間違いではありませんが、気をつけたいところです。自然のモノが、長い期間かけて、発酵醸造されるその間に、物質の波動が細かくなります。そしてそうした波動の細かいものが吸収され易いことは、全てではありませんが、的確だと言えます。

 日之本元極で三元エネルギーを添加した「もとつきわみの水」「もとつきわみの塩」には、それらを入れて作った料理や飲料に、上記のような波動の細かさを付加します。この「もとつきわみの水」「もとつきわみの塩」を毎日の生活の中で、使用常用することで健康のみでなく、脳の活性化にも大きな変化をもたらすと云うことです。

日之本元極  亀仙人

※2008年8月より、水を媒体とした液体状三元エネルギー「もとつきわみの水」は「天のまなみ」へ、塩を媒体とした粉末状三元エネルギー「もとつきわみの塩」は「海のまなみ」に名称変更しています。バージョンアップによる名称変更ではなく、いずれも格段に高いエネルギーへと変わっています。



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ヒーリング 癒やし 音楽

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「頭の良くなる食物の栄養について」について、3回にシリーズの2回目です。

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 八丁味噌をたべたネズミは、学習効果が高いという新聞記事に関連し、食物の栄養素が脳に利用されることについてお話しします。

 この新聞に出ている事柄は、一面的には事実です。

食べることで功利的に脳の活性化を図ることが出来るような物質は、この八丁味噌のみならず他にもたくさんあります。

さすがにセンセーショナルなことだと騒いでしまいがちです。

この記事に書かれていることは嘘ではありません。味噌の熟成期間によって波動が細かくなり、タンパク質の一部分が、からだにとって吸収しやすいような波動の細かさに変わるのです。

その結果、身体になじみやすく、ホルモンを刺激しやすい、身体の中に吸収されやすい状態となった結果だと言えます。

 このことから言えるのは、からだによい食物は、決してこの一点のモノだけではなく、長い時間を経過した伝統的な食物や調味料には、これらの作用が経験的に認識されていて、それを継続して使用したことによって、日本の文化としての調味料は、からだにとっても脳の活性にとっても有効であったと言えるのです。

しかし一点のみに捕らわれていてはいけません。身体にとって食べ物の中に、身体を活性化して元気にしていく要素は、たくさん含まれています。それを一点に絞って「効果がある」とするのは、たいへんな誤りです。

次回へ続く・・・



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八丁味噌 健康 頭が良くなる

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「頭の良くなる食物の栄養について」について、3回にシリーズの1回目です。

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 昨年末に、以下のような新聞記事に目がとまりました。
愛知県特産の八丁味噌を食べると頭が良くなると言うのです。

「八丁みそで頭よくなる」名古屋市大大学院教授らマウス実験
(2007年12月30日中日朝刊) 

 愛知県岡崎市に伝わり、独自の製法で知られる八丁みそに、脳の学習能力を向上させる効果があることを、名古屋市立大大学院の岡嶋研二教授、原田直明准教授らのグループが、マウスの実験で突き止めた。岡嶋教授は「この地方が戦国時代に三英傑を生み、岡崎出身の徳川家康は天下を治めたのも、八丁みそと関係があるのかもしれない。ぼけ防止の効果も期待できる」と話している。

 岡嶋教授らは、5匹ずつのマウスに八丁みそと普通の豆みそ、みそ以外のえさを4週間食べさせた。その後、それぞれのマウスを直径120センチの円形プールの中で泳がせ、直径10センチの丸い台を探して到達するまでの時間を計測。その結果、豆みそと普通のえさを食べたマウスに比べ、八丁みそを食べたマウスの到達スピードは3日目以降急激にアップし続け、目的の台を探し出す学習能力が向上していることが分かった。

 脳の学習能力をつかさどる海馬の神経細胞を活性化させるタンパク質「インスリン様成長因子-1」(IGF-1)の濃度をはかると、八丁みそを食べたマウスの方が、豆みそや普通のえさを食べたマウスに比べて1・8倍に増加していることが分かった。

 知覚神経が刺激を受けると、神経末端からアミノ酸の複合体「CGRP」が放出され、CGRPが若い細胞に働きかけIGF-1の生成を促進するというメカニズムが分かっている。

 豆みそと八丁みその製法は発酵まで同じだが、八丁みそはその後、約2年半、石積みした樽の中で熟成させる。岡嶋教授は「熟成期間にIGF-1生成を促進させる何らかの成分ができているはずだ」とみて、成分の特定を急いでいる。

この記事に対するカメ仙人の考察は次回へ・・・



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八丁味噌 健康 頭が良くなる

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「新陳代謝」と「モノの道理のムジョウ」について、4回にシリーズの最終回です。

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 そしてその無情なるものの寿命は、それが生まれたとき、いや生まれる前から決定されています。その寿命の中でいかに生きるか、いかにその寿命を全うする かは、そのモノのその期間の過ごし方である程度決定されます。ある程度という意味は、残りの総ては既に決まっているからです。地球とて出来上がった時に、 生まれ変わるときは既に決まっており、 変更出来るものではありません。その期間内どう地球が経過するかは、その上に存在している動植物・鉱物等の働き次第なのです。その地球上の存在達自身も、 その期間、総ての関わりの中で快適に過ごせるかどうかは己等の働きにかかっているのです。

 本当の意味のクオリテイ オブ ライフ(QOL)とは、こういうことをいうのです。

 長々と述べてきましたが、結局我々の生きているこの物質世界、言い換えればモノの世界の道理は「新陳代謝」であって、「無常」なものだということです。 その「ムジョウ」を知った上で、その刹那刹那の生活の質、クオリテイ オブ ライフを、本当の意味で向上すべきなのです。

 日之本元極 亀仙人



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新陳代謝 フォト DP1

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「新陳代謝」と「モノの道理のムジョウ」について、4回にシリーズの3回目です。

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 通常、人は(解かり易く言えば、顕在意識は)そのことを考えもせず、自分の身体は、自分のモノであるという傲慢な考えが、まかり通っています。そうした 気持ちによって起こしてしまう「自殺」を肯定しては、絶対にいけません。そして、その命を容易く絶ってしまうような、「殺人」「殺し合い」「戦争」という ことも容認してはいけないことです。

 つまりは、そういう意味からも人と人とが殺し合わない世の中というモノが、人の理想になるわけです。

 モノとモノとが関わり合いながら、同時にその関わりは無であるのです。相互に密接に連絡し合い、密接に関わり合い協調しあうことを常に起こしながら、そ れぞれは、独立したモノで、すべては、無常なるモノの集まりであるということです。すべての生き物の関連性や協調は存在しているけれども、同時に相互の生 き方に至るまで、すべて無であり、無情なのです。

 これらのことは、長年の我々の内を見つめる修錬によって、「我々は悟った」ということ、そして「伝え続けられている」ということを知らせておきます。

続く・・・


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富士神社の紅葉 LX3

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「新陳代謝」と「モノの道理のムジョウ」について、4回にシリーズの1回目です。

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 題に上げた「新陳代謝」とは、古い物が去って新しい物がこれに代わっていく事ですが、生物学的には体内の物質代謝のことで、英語で言えば  METABOLISM。最近はやりのメタボリック症候群という言葉はここから来ているのでしょう。一般的には体内の物質の入れ替わり、細胞の新旧交代など を指しています。

 ひとつ視線を体外に向けてみると、それは全く体内と同じく新陳代謝されていることが解ります。

 つまり人の身体も動植物も、岩も空気も水も地球も宇宙も、皆そうなのです。有形有象の物、総てに寿命があり、新しい物に入れ替わっているのです。このことから我々の居る三次元物質世界は総て新陳代謝系統であるということが言えます。

 モノが生まれ、栄え、繁殖して、次の命を産み出して、やがては淘汰されていく。そのことは、発展的な歩みを繰り返しているように見えますけれど、モノに は無情にも必ず死に絶えるということがおこります。そして、次から次に新しい命が産み出され、その命は、精一杯に生きて、さらに工夫をして新しい生命を産 み出すという、新たな発展を重ねます。

 しかし、それとて、生命の終わりがあり、次の命に引き継がれてバトンタッチしていくということがおこります。つまり、全ては、新陳代謝の中で生きています。

続く・・・


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国分寺 大銀杏

飛騨国分寺の大銀杏。 Panasonic DMC-LX3

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「新乾坤(しんけんこん)への生き方について」について、3回にシリーズの最終回です。

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「新乾坤(しんけんこん)への生き方について」 3/3

 そして毎日のそれぞれの生活がどんな状況に陥ろうとも、淡々と迎えることができます。どんな事が我が身に降りかかってこようとも、穏やかに全てを受け入れていくという心の状態を今から準備をしていく必要があると思います。必要な者は必要でなくなり、求める者は求めなくなり、与えられる者は与えられるがままに、非常に困難な状況の中でも、常にゴムまりのように弾んだ心でいることが出来るというような心を、あなたがまず持つことです。そしてその弾んだ心を周りに広げて行くというような、そういう役割をあなた方が担うことです。その中で人の心を変えていく原動力、そして人の身体を癒していくというような原動力が誕生してくるでしょう。

 日之本元極では、以前にも増して、昨年から急速に、「階む」、「階ひと」功法の定着と、収式・調和の追加、出毒素シリーズ、長寿長生講座搬音修錬法などの発表と、功法にて身体と心の変革を提案してきました。更に今年に入り、「階ふた」の公開を実施し、「階み」の公開も目の前です。これら一連のことを以ってして、その本来の力を世に問うこととなります。「階ひと」の「元気の功法」のみにても驚異の効能を現してまいりましたが、更に「元光」、「元音」を駆使することによって、全く新しい世界を知ることとなります。

 元極秘録にある「新乾坤」がようやく近づいてきています。日々の修練と養徳によって、上述の「いつも弾むような心」を獲得し、是非皆様方お一人お一人が、この「新乾坤」に到達できますよう、自らを磨かれ精進されますことをお願い申し上げます。

日之本元極 亀仙人

※2007年3月号の「げんきょくニュース」に掲載された内容です。「階み」講座は2007年4月に公開済みです。また、現在は、「長寿長生講座」→「長寿長生法」、「搬音修練法」→「日之本さとりの法」と、講座名が変更されています。



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気功講義 位山 DP1

初冠雪。 SIGMA DP1

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「新乾坤(しんけんこん)への生き方について」について、3回にシリーズの2回目です。

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「新乾坤(しんけんこん)への生き方について」 2/3

 しかし、もしそうした状況に陥ったとしても、物を求めない、与えられなくともそれで充分充足感を得て満足していくというような求めない感性が育っているならば、それはストレスにはならず非常に円満な環境を創ると云うことができると思います。求めない環境、求めない心の環境、顕在意識の環境を創ると云うことがストレスを少なくし、身体への良い影響を波及させる事を可能とします。

 これからも人の生きとし生きるという営みは面々と続くことになります。面々と続く時の流れの中で欲を持ちながら、その欲が喜びになるように求めすぎない、求めないから喜びとなるようなそういう生活、そしてそういう心の状態にしていくことが、人が人として生きていこうとする我々の持つべき態度です。それを我々一人一人がそういう態度を持つならば、そのことが相互に感染して周りに波及していくと云うことになります。

 あなたの周りに集まる人々に、求めない生き方が感染することが出来るならば、非常に多くの者達が幸せに満ちた、現状で満足していくというような状態を生み出すことが出来るでしょう。

続く・・・



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気功講義 フォト DP1

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「新乾坤(しんけんこん)への生き方について」について、3回にシリーズの1回目です。

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「新乾坤(しんけんこん)への生き方について」 1/3

 アメリカにて1930年頃から2000年ほどの間で、幸福に思っている人の率を調べる統計があります。その年月の間に国民の所得は、ほぼ右肩上がりで約4倍にふくらみ、経済的には相当裕福になっているはずですが、幸福だと思っている人の割合は30パーセント前後を行き来し、いつの時代も変化がありません。

 どうも人の幸福感とか心のあり方というのは、ある条件の生活レベルを満たしていれば、いくら裕福であろうが関係のないことのようです。むしろ昨今の自殺者の増加や、巷に溢れる鬱病患者の数を見るにつけ、「もっとお金を・・・」「更に高い地位へ・・・」という社会全体の競争格差を煽る方向付けこそが、人々の「幸福への道」の盲目的逆走を奨励しているかのようです。

 人の生活というのは、当面暫く変わりなく続いていくと思います。ただ人の経済活動を因とする異常気象などの災害や地震・津波、世界各地で無差別に起こっているテロ等から、いつ自分にそれらの非常に限定された過酷な生活が強いられるかも判りません。まったく明日は我が身と言わざるを得ないのです。

続く・・・



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