さて、「すわいしょう・そわか(注:ひと及びふたに関係なく)」をすると、
何故「屁」が出るのでしょうか?
Aさんは、「すわいしょう・そわか」をすると、必ずおならが出ます。
また、Bさんは、場の悪いところへ行ってから「すわいしょう・そわか」をすると、おならがでますが、
自宅に長く居た後や、日之本元極新宮練功所などの場の良い所にいった後では出ません。
このお二人には、どのような違いがあるのでしょうか。
実は、お二人のおならには、おなじおならでも、大きな違いがあります。
Aさんの場合は、ゆるんでいる
ことが原因で「屁」が出ます。
ゆるんでいることが原因なので、きちんと「締めれば」、それほど、「屁」は出ません。
この動作の時に、「屁」が出るのは、気のエネルギーが含まれている、勿体ない「屁」です。
せっかく取り入れたエネルギーが、ゆるんで押し出されるのです。
つまり、「すわいしょう」の動作の中で、身体をゆるめて沈めるときに、
肛門がゆるんで閉まらないことに、ひとつの原因があります。
教科書に忠実に、
きちんと提肛(ていこう)を励行(れいこう)すれば、成功(せいこう)するでしょう。