なぜ動物を食べてはいけないのか(一) (070717前出)
よく修練者から出される質問、
「なぜ、動物性のタンパク質は制限することが必要で、植物は食べても良いのか?」
に答えます。
組成が違うというのが一番の理由です。
それは一般に植物というのは、動物の身体に取り入れられて、動物の身体を成長させて、
維持することが出来るようにという目的のために生まれてきたものです。
動物に食べられて、また次の命を産み出すという性質を持っています。
たとえば、植物は動物に食べられて、その種が糞となって広域にばらまかれ、
自らの生存域を広げ、子孫の役割を広げていくというような特質を持っているので、
その組成は、動物に受け入れられやすいように創られています。
植物はそういう食料としての本来の機能を持っているということです。
動くことの出来ない植物が、動物に食べられることにより、
自分たちの子孫を増やし、広げることを達成しているのです。
植物にとって動物に食べられることは、むしろ喜びであると感じています。
肉食は、人の身体を維持することが可能ではあります。
しかし、身体を成長させるためのエネルギーとしては不適切である、といえます。
動物としての人が動物を食べる行為は、身体を維持させるためには有効ですが、
それを食べて子供が成長するのは、有害だということです。
それは、成長に相応しいタンパク質ではないという理由からです。
動物の恐怖心、動物の生きてきた営みを中断させるようなエネルギーを食肉は持っています。
ですから、次から次に生まれ変わって成長するような
(子供の体内では細胞が次々に生まれ変わっています)、
段階にある子供たちの食べるものではないということです。
命がそこで途絶えた、無念な気持ちがそこにはあります。
そういう意識を魂や他の意識も持ち、かつその想念を肉体に残して離れて行っているのです。
その思いが全て物質的な栄養の中に含まれていて、
人はそれをも全て食べてしまいます。
よって、子供にとって動物性のタンパク質は必要ではなく、
むしろ有害であると言わなくてはなりません。
大人の身体を維持する為には、ある程度食べるのはやむを得ない面はありますが、
子供は食べてはいけないのです。
ケイタイinfobar A01