ある修練者 Wさんからご質問がありました。
同じご質問を抱えていらっしゃる方々もみえると思いますので、
その回答をここに掲載いたします。
・観訣とはどういうものなのでしょうか?
説明には、貫頂の能力が向上する効力が
飛躍的にUPすると書いてありましたが、
なんの効力がUPするのでしょうか?
観訣とは、各段階相応の「観じる」能力をお渡しする講座です。
「観じる」とは、情報を受け取るということで、
「階ひと」「階ふた」「階み」それぞれの領域内(虚空界、太空界、真空界)の情報を
聚集することが可能になります。
貫頂の能力が上がるというのは、
画訣までの貫頂は、
それぞれの段階(「階ひと」=元気の貫頂、「階ふた」=元気、元光の貫頂、「階み」=元気、元光、元音の貫頂)の
三元エネルギーの流れに任せ
(エネルギーを入れれば自然に、悪いところ、エネルギーの足りないところに流れる)、
効果を出すことが多いのですが、
観じる能力が上がれば、貫頂を受ける方の必要としている場所、
必要としている質のエネルギーを、貫頂をする者の意思で、
的確に届けることが出来るようになります。
・生気功はどのような働きをするのでしょうか?
調気功となにがちがうのでしょうか?
敲門(門を敲{タタ}いている段階で、
まだ門内には入っていません。)講座「階む」の功法は、
受講者の心身・肉体を主に健康・健全にするための功法です。
人の体が健康であるためには、充分に元気エネルギーを取り入れ、
体内で絶えず循環させ、陰陽の調和を図ることが肝要です。
調気功は、そういった意味で
この段階(世界中有る功法全てを含め、通常「気功」と言われる功法の最上段階)の
卒業研究のようなものです。
気を取り入れ、循環させ、調和を図るための地上最強の功法です。
日之本元極方法入門(ようやく門に入るところの段階です。)講座「階ひと」では、
通常の気功法で扱う「気」の段階は、「階む」で卒業しているので、
天地の気を取り入れ、それを元にして
皇極にて更なる精妙な「元気」を生成するための功法です。
ですから、新たなる「気」を生み出す功法の卒業功法が、「生気功」なのです。
・階ふた伝訣講座 を受講した場合は、
瀧原宮・竝宮は必ず受講しないとならないのでしょうか?
これはブラッシュUP功法ですよね?
・階み伝訣講座を受講した場合も同じ時に
必ず伊雑宮を受講しないとならないのでしょうか?
ブラッシュアップ功法とは、当該伝能講座(伝訣、画訣、観訣、授訣)にて
渡された能力を、更に磨き上げるための功法です。
伝能講座では全ての受講者に平等に能力をお渡ししますが、
受ける方の、本来持っている能力、修練量、徳の高さによって、
受け取れる量が大きく異なります。
よって、受け取り損ねたものを、
受講後ブラッシュアップ功法にて積み上げ、
渡された能力100%発揮出来るようになるまで、
修練で取り戻すための功法です。
「全て受け取り可能だから、私は、そんなもの要らない」
と思う方は受講の必要はありません。
但し、今まで伝能講座のみで100%受け取れた方は、
残念ながら只の一人もいらっしゃいません。
・階ふた観訣か画訣を受講をした場合は、
階み観訣か画訣を受講も
同時期の特別講座で可能になるのでしょうか?
可能です。
本当であれば、下の段階の講座を受講後、
しっかりと身に付けるまで修練を積み重ね、
受け皿を大きくして受講することが望ましいのですが、
遠方の修練者の都合も考慮して、同じ特別講座期間内であっても、
受講資格を満たすのであれば、受講を認めています。
そうした場合、当然前項で言う受け皿が小さく、
全てを受け取ることが出来ませんから、
そのような意味からもブラッシュアップ功法で
受講後補っていく必要があるのです。
・今回の特別講座を受講するかで迷っているのですが、
先生方からなにかアドバイスがありますでしょうか?
今回、他の修練者の方より「張生法」と「階ひと」観訣の設定依頼が有り、
開催が決定されました。
「張生法」
9/20 10:45-12:45
「階ひと」観訣
9/20 14:00-17:00
張生法は、非常に功力が高いので、伝能講座ではありませんが、
神の命により特別講座以外では開催していません。
今回、Wさんにお勧めなのは、
「階ひと」観訣、張生法、「階ひと」授訣、生気功の四つです。
既に「階み」の講座まで受講なさっているのですから、
この四つの同時受講であれば、可能だと思います。
一回に何種類も多く受けても、パンクしてしまいます。
その他は、次回以降になさったらいかがでしょうか?
昔、蓮花山で私と一緒に、沢山一度に受講なさった方の話ですが、
日頃の修練時間が余り多くなかったことで、
受講のエネルギーに体が耐えきれず、肺に穴があいてしまいました。
講座後、半月以上ひとり中国に残って、入院していらっしゃいました。