日之本元極功法


もう一件は、永く舌痛症に苦しんでいる人です。

基本的な脳の構造として、

舌痛症の修練者への考え方は参考になると思います。

発症のメカニズムは同じです。

ただし、性格的な特徴は、まったく違います。

この病、すなわち舌痛症に陥る者たちは、

集中する力が強いうえに、

きっかけが歯の異常であることが多いのです。

これは、脳を刺激し易い口の中が発端ということになります。

自信にあふれた性格の特徴があり、

この舌の痛みさえなくなれば、

私は何でもできると、自信に満ちています。

しかし、とんでもなく死にそうなほど舌が痛いので、

何もできないと思っているのです。

そして鬱病については、思い悩む、不安、

自信喪失する等ことがきっかけになります。

自信を失い、

自分の存在が消えていくような感覚があります。

集中して思い悩む、思慮深い、自分が悪いと思いやすい、

相手や周囲に気を遣う人が多いことなどが、

性格の特徴です。

どちらも医学的には、

抗うつ剤が効果的であると言われています。

精神的な病理としては、全く違う病気として分類されていますが、

抗うつ剤が効果的であることは、

同じ傾向であることを示しています。

性格特徴は違うけれども、発症の病理は同じなのです。

この六月、以前修練をしていた舌痛症の者が、

久しぶりに自宅で修練ができて、

体調がよくなったので、私どもに電話をかけてきました。

しかし、次の日にすぐに入院になってしまったのです。

これはどういうことでしょうか?

これがこの手の人々の性格的特徴です。

私はこの舌の痛みさえなければ、何でもできる。

早く治したい。

舌さえ痛くなくなれば良いのに、

早く治したいと願ったのです。

日之本のスタッフと話をして、

気持ちが強化されたのです。

しかもスタッフとの会話によってエネルギーを得て、

なお思いが強くなったのです。

「私は、この舌の痛みが消えれば、高山に行ける。」

「私は、この舌の痛みさえ消えれば何でもできる。」

「高山に早く行って治したい。」

そういう常に持っていた強い意識が、

強化されたのです。

電話する前日、修練ができた時に、

やっぱり元極功法の修練をすると元気になれるし、

治るかもしれないという気持ちが高揚して、

日之本元極に電話をしたのですが、

治りたいと思えば思うほど意識は舌に集中して、

悪化したという構図です。

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日之本元極功法


この功法を考えつく切っ掛けは、

今年1月インドでの功法示唆に続いて、

5月から6月、立て続けに修練者に問題が起こりました。

1つは、家庭内の大きな問題で、

正常に色々な物事を処理できなくなってしまった人がいました。

その大きな試練に、

耐えることができずにパニック状態です。

日之本に来た時には、

講師や他の修練者たちによる支えもあり、

目の前の事に集中しているときは忘れてもいますが、

それでも集中力にかけていました。

さらに家庭に帰り、周囲の者に、

家庭内の問題を繰り返して説明をしなければならない。

同じことを繰り返し、繰り返し説明し、

理解してもらえるように丁寧に話すことによって、

意識はさらにその問題一点に強化されていきました。

周囲の者に、そんなことを言い続けているのですから、

良いわけはありません。

まずは、このことの事態から抜け出さなければならないのです。

そして、このことを繰り返したがために、

落ち込むようになりました。

もともと、この人は、

一途に一つのことを思い込むような性格でしたから、

思い続けたら、このことから抜け出すことができないのです。

これがうつ病の基礎となる性格特徴なのです。

一つのことを考えすぎて、ほかのことを考えられなくて、

いわゆる猛烈社員が鬱病になるのと同じ原理です。

このような人は、性格特徴として鬱病を引き起こしやすいのです。

しかしながら、気持ちを修練に分散することができれば、

思いの重さは分散できるはずです。

一つの思いから解放されるのです。

そうした状態の持続は、最悪な事態です。

同じことを繰り返していること、

同じ思いを持ち続けなければいけないこと、

早く、そうした状態から引き上げて、

仕事や他の興味に向かわせることだと思います。

修練をたくさんさせることをした方が良いのです。

また、そうした状態では危険ですから、

自分で運転することはせず、

公共の交通機関などで移動するようにすることです。

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日之本元極功法


今年の一月、インドで知り合ったラディさんの父親は、

一ヶ月の半分を普通に暮らし、

残りの半分を仕事もせずに、

人に振る舞って遊んで暮らしていたそうです。

これは、躁状態ではないか、

こういう躁状態は、なぜ起きるのか?

疑問に思ったので、神に聞いてみました。

これは、無形の肉体の異常だといえます。
天地のエネルギーの「陰と陽」の

受けとりのトラブルから起こっているものです。
人の身体には、どんな状態の時にでも

「陽と陰」を調整する機能がありますが、
そういう調整機能の乱れや不具合によって、
人の無形の身体に置いて、トラブルが起きるのです。
自然界の陰陽の凹凸は常に存在します。
季節の移り変わりもそうですし、
時の移り変わりも同じです。
そういう自然界の陰陽の影響を受けて、

通常であれば調整できるものが出来なくなって、

その影響の通りに生きているのです。
これは、あなたがたの功法の修練によって、

陰陽のコントロールができれば、
治っていく病気であるといえます。


自然による陰陽の変異が、

そのまま行動に出てきてしまうという、

このような事例も、見方によれば「躁欝病」と、

思われてしまっても致し方ないことだと言えます。

今になって考えてみれば、

この時点で既に「新心身共鳴神法」創作への示唆が

あったのではないかと思っています。

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日之本元極功法


Aさんは、舌が劇症的に痛い

という身体的な症状が出ています。

医者も舌痛症なのか、

口腔セネストパチーなのか、

よくわからず、病名すら決めかねているそうです。

しかし、Bさんには、精神的な症状が出ていて、

今ある1つのことに頭が占領され、

仕事の手につかず、ミスの連続だそうです。

このように身体的な病にも、

精神的な病にも効果が出るのでしょうか?

これは結局、無形の脳内システムを変えるのだから、

どちらにも作用します。

顎関節症とか、口腔痛とか、

このようなとらわれからきている痛みに対しても作用します。

効果があるということです。
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日之本元極功法


依存症にも期待できますか?

というご質問に答えます。

繰り返し繰り返し、同じ思いで占領されて、

ほかのことは何もできません。

これも、まったく同じ病理ですから、効果的です。

しかし、これが、治ったとしても、

繰り返し病的な状態を望む人もいます。

有効ではありますが、

本人が依存的な生き方を望んでいては、

何事も成就しません。

危うい生き方が好きな人、

病気が好きな人もいます。

この見極めをしなければなりません。

実際、口では治したいと言っていても、

心を観ると常に何か重大でない病気の状態を望んでいて、

周りの人々にチヤホヤされたいと思っている人は、

相当数居ます。

こうした状態を「疾病利得」と言います。
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日之本元極功法


瞬間的で爆発的だけれども、

すぐに消えてしまう発火の仕方なのです。

これを少しづつ思慮深く情報を整理して、

処理していくべきなのです。

関心の高い事柄では、

情報に発火しやすいという傾向を持ちます。

自分にとって必要なことについてだけ、

情報を処理して意思を高く保ち、

自分には余り関係のない事については、

処分するのです。

つぎつぎに、興味が移って、

なんにでも興味を持ってしまうので、

このような人の頭は、つねに満杯の状態です。

そういう意味でこの施術は有効です。

いずれにしても、この施術を成功させる鍵は、


常に心と体にエネルギーが充満していることです。

やはり、人格統合調和法と同じ程度に、

施術後3ヶ月程度は、気絶神倉法や

遠隔貫頂を受けるなど、

高いエネルギー状態を保つ必要があると思います。

施術後、三ヶ月はエネルギーの高い状態にするべきです。

エネルギーが高ければ、この施術はうまくいきます。


エネルギーが低ければ、元の木阿弥とはいきませんが、

より強固に装置の働きを確保するためには、

修練が不可欠です。
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日之本元極功法


ときに、とてもハイテンションで、

躁状態のような方がみえますが、

この躁状態にも効果が期待できるのでしょうか?

これには、効果がだいぶあると表現します。

「効果がある」という表現ではなくて、

効果がだいぶあるとお伝えしておきます。

これは、それなりの意味合いを含んでいます。

「効果がある」とは、「効果がない」と、裏腹の表現ですが、

「効果がだいぶある」とは、

「効果がある」の上に位置する表現です。

このよう人は、他の症例と同じように、

脳に情報が入るとスイッチが入り

次々に、「発火」していきます。

その発火の仕方は、瞬間的で爆発的なので、

その力を常に鎮火してしまいます。

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日之本元極功法

【コンパレータ回路】

直流から低周波の信号の大きさを判定して、ディジタル回路にHigh/Low
で伝達するための回路で、オペアンプの仲間である「コンパレータ」という
アナログICを使います。
オペアンプの原理と同じですから、非常に大きな増幅度であり、差動入力
のほんのわずかの差を検出することが可能です。
しかし、余り感度が良すぎても使いにくいので、丁度適当な感度にする
ためのテクニックがあります。
それが「ポジティブフィードバック(正帰還)」と呼ばれる方法です。

この回路は、シュミット回路とかヒステリシス回路とも呼ばれています。
基本的な回路構成は下図のようにし、基準電圧Etが比較の基準になり
ます。
この回路では、出力電圧のR2とR3による分圧した電圧がヒステリシスと
なり、出力を反転させるためには、入力は基準電圧より、このヒステリシス
分だけ余分に差が必要です。
  ヒステリシス Eh=(Eout-Et)×R3/(R2+R3)
このことにより、ノイズなどのわずかの電圧差でコンパレータが動作して
不安定になるのを防ぐことが出来ます。



 ヒステリシスの値は下記で求められます。



実際のR1,2,3の値の決め方は、R1とR3はバランスをとるため同じ値と
します。通常は数KΩを使います。
あとはヒステリシスをどの程度にするかでR2を決めますが、普通では
このヒステリシスは数10mV以下とします。

《実際のコンパレータ回路》
  実例として、5V単電源で入力電圧が1Vを基準にした、コンパレータ
  回路を考えてみます。
  まず基準となる1Vは電源電圧を抵抗で分圧してつくることとします。
  使うコンパレータICはモトローラ社の「LM393」です。
  このICの出力はオープンコレクタとなっていて出力のプルアップ抵抗
  が必要になりますが、コンパレータを5Vより高い電圧で異なっていても
  次段に接続するディジタルICの電圧に合わせることが出来て便利です。
  実用回路は下図のようになります。


  12Kと3Kの抵抗で5Vを分圧して基準の1Vとしています。
  ここでヒステリシスは、出力電圧が5Vのときに、数10mV程度になるよう
  に10KΩと1MΩで1/100としています。
  結果として、出力が1→0になる時は約40mV、0→1になる時は約10mV
  のヒステリシスとなります。

以上、「http://www.picfun.com/partops.html  PICクラブ 電子工作の実験室」 より

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日之本元極功法


消化器の内部に次々と炎症を起こすクローン病について言えば、

仕事が忙しかったり、精神的なストレスが

過大だったりするときに症状はよく現れます。

これは、自分のなかの意識が「辛いなぁ」とか

「やってらんない」などの情報として放出され、

フィルターを通る時、

それが増幅されてまた自分に戻ってきます。

その時、胃や腸に少しでも痛いなどの症状があったとき、

それを繰り返すことによって、

それらの意識はほとんど脳の中を占領し、

他のことが全く考えられなくなります。

それによって消化器内の炎症は次から次に拡大を始めます。

この時、精神的に耐久力の強い人は、

この無形のフィルタの増幅度を

マイナスゲインに落として自己を守ることができます。

その処置ができない人は、どんどん増幅を繰り返し、

脳内が破綻します。

つまり一つのことしか考えられなくなり、

他のことが全く欠落し、処理できなくなります。

このフィルターをきちんと機能するように

この功法では、作用するのです。

ただし、それには膨大なエネルギーが必要になります。

この功法を施術すると同時に、

無形の脳のフィルター部分とともに、症状が出ている部分にも

大量の三元エネルギーを供給する必要があるのです。

ほとんどの場合、自分の修練だけで

それを賄う事は不可能です。

1カ月から1ヶ月半の気絶神倉法によって

一日24時間、三元エネルギーを補給してあげる必要があります。

まだ数少ない症例ですが、

施術後、三元エネルギーさえ足りていれば

うまく作用しているようです。

ただし足りなければ、元の木阿弥とはいかないなれど、

期待通りの効果は出ません。

このことは、人格統合調和法も同様のようです。

以後この新心身共鳴神法と人格統合調和法は、

同時に二回の気絶神倉法の施術を

組み合わせることなく実施することはしません。

できれば三回の気絶神倉法をおすすめします。

それほど皆さんの修練の質と量が欠けているからです。

この改善方法を思いついたのは、

私が若い頃エレクトロニクス技術屋だったからです。

以下にネットで探したオペアンプと、コンパレータ回路の説明を載せますが、

非常に分かりやすく書かれていると思います。

このアンプの出力を、正帰還してオーバーフローし、

あたかもハウリングを起こす様に肉体的な症状を出すのではなく、

自己のコントロールの内に

ネガティブフィードバックすることで安定させるのです。

また、我々の生活の中である閾値を持って、

それ以上は可、それ以下は不可。

というような事があります。

そういった場合、あまりその閾値を厳密に決定していると、

ちょうどその前後のきわどいところを判定する時、

精神的に非常に不安定になることがあります。

そうした場合、あとでご紹介するコンパレータ回路の

ヒステリシスという考え方があります。

この功法では、そうした考え方を

無形のフィルター内で実現しています。

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日之本元極功法


今まで2回のご紹介で、何を言っているのか

さっぱりわからない人の方が多いと思います。

精神的なトラブルや、 内臓の病気、あるいは関節の不具合など

全く関係のない病に作用があるといわれても、

世間一般の常識的には納得できないことでしょう。

これを理解するには、

人の構造を正しく把握する必要があります。

有形の肉体と無形の肉体、意識の構造など

今までの皆さんの常識では計り知れないことばかりですから、

まずは「さとりの法」シリーズなどを受講し、

理解を深めていただきたいと思います。

その辺は、はしょって、

この功法の作用の部分だけを、ご説明いたしましょう。

前にあげた病は、症状としては肉体的なもの、

精神的なもの、あるいは肉体各所に症状が現れていると、

いったように一見一貫性がないように思われますが、

実は無形の脳の部分では、同じことが起きているのです。

どの人も固有に、脳で処理できる容量の最大値は、

限界があります。

それを超えて色々な事象を処理することは不可能です。

その人の感情や意思が発露されたとき、

それは一度その人の無形の脳の中で、

あるフィルターみたいなもの通ります。

そのフィルターは、その人その人によって

通過する感情や意思、情報がその人の人格によって、

通されたり、そこで遮断されたりします。

また通される情報においても、

減衰されたり増幅されたりするのです。

そんな無形のメカニズムを、私は電子回路にある

オペアンプとよく似ているなぁと感じたのです。

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