空海の三鈷杵(さんこしょ)について観自在寺を訪れたことで、書き始めた金剛杵(こんごうしょ)の使い方の続き、三回目です。
エネルギーを送っていないときには、三鈷杵の一列に並んだ三つの先から、直線的な板のような境界線のように感じるエネルギーが出ています。
真ん中を持って、エネルギーを送る意念を持つと、太く鋭く硬い、強固な平べったい板のようなエネルギーが境界線のように、より強力に出ます。
エネルギーを真ん中から、取り入れようと作用させると、
三鈷杵では、一列に並んだ三つの先端が作る平面に沿って、左右に揺らぎながら二次元的に先端に向かってエネルギーが入ってきます。
独鈷杵は一点から、或いは一点に向かってエネルギーが出入りします。
それに比べ、三鈷杵では、平面的なエネルギーの移動がある為、より強力でなおかつ多面的な使用方法が可能となります。(つづく)
観自在寺の写真が、こちらで見られます。