懸命に、心から修錬をがんばっている気持ちが後ろ姿に現れています。3ヶ月前に階ムI-a「はじめてカンパイ」を受講し、毎日修錬を続けられています。
修錬をすると、自分が良くなると、ご両親に話されたそうです。今回は「はじめてカンパイ」の次の功法、「功法有無ム」を受講しています。
はじめての動きも一生懸命取り組んでいらっしゃいました。手を見せてもらうと、手の平が真っ赤っか!!
エネルギーがたくさんたくさん入ったんですね。
日之本元極によって開発される数々の潜在能力、功法の原理など
「掛け金を下ろす」
人の悪い箇所を感じるセンサーの扉を閉めて「掛け金を下ろす」ことを練習したのです。
オッと、随分脱線してしまいました。
今から20年も前、元極を始めて三ヶ月目に中国蓮花山に行きました。
私が気功を始めた切っ掛けは非常に不純なモノでした。(そのお話は―>こちら)
不純なりに、気功を始めるにあたって一つの方針を立てたのです。
その方針とは、
「私は気功や、見えないものを疑っている。よって、習っていく段階で理解できないことや疑問がいっぱい出てくるであろう。そこでいちいち先生に喰ってかかっていたのでは、身に付くはずのモノも身につかないかも知れない。せっかく習うのであるから、その間は、先生の言われる通り、文句を言わずやってみよう。」
というものでした。
この方針は、大正解でした。
この六字訣という功法をしている一年数ヶ月の間には、殆ど何も感じない、判らない、効果がないのではと思っていましたが、今振り返ってみると大きな収穫をしていたのだなあと感じています。
習う者の姿勢として、全てを受け入れるということが失われたら、それはもう習っているとは言えないことになってしまいます。
「師弟関係とは、上下の関係である。」
しっかりとそのとき掴んだ人生訓です。
現在、世間の多くでは、お金を払っているのだから、教える方がサービスするは当たり前みたいな考え方がまかり通っていますが、金で買えるような習い事はろくなモノではないでしょう。
(つづく)
私が最初に習った気功法は、現在中国で公認されている気功法4種の内の一つ、「六字訣」という功法でした。
この功法は、六つの臓器それぞれの特有な共鳴音を発しながら動作をするという他の功法とは少し変わったモノでした。(今でこそ、そう言えるのであって、その時の私には気功は皆同じようなモノと捉えていました。)
その共鳴音を発することで、臓器の邪気を体外に出していく功法です。
気功には、大きくその性質で分けると、
瀉法-悪いモノを排出する方法
補法-良いモノを取り入れる方法
周身法-取り入れた良いモノを体内に廻らせる方法
上記を組み合わせた功法などがあります。
六字訣は、典型的な瀉法の功法でした。そして自ら修錬するだけの功法としては非常に優秀な功法でした。
私のそのときの師は、六字訣を造り出した「馬礼堂(ばれいどう=まーりーたん)」師唯一の日本人の直弟子でした。何も判らないで始めたのに、今思えば何という幸運だったことでしょう。
(つづく)
写真をクリックすると大きくしてご覧になれます。photo by S001 サイバーショット携帯
元極功法を習い出す前、現在中国で公認されている気功法4種の内の一つ、「六字訣」という方法を習いました。
中国政府公認の四功法というのは、「易筋経」「五禽戯」「六字訣」「八段錦」の四種の功法です。世界中に3000種以上とも言われている気功の類の中で何故この四種だけが公認されているかと言えば、1999年まで時を溯(さかのぼ)らねばなりません。
この年、北京中南海にて、法輪功という(気功に似た功法をしている)団体が数万人規模の座り込みをしたそうです。これに危機感を持った中国政府は、一時気功の類の功法を全て禁止し、数年後、自らが行って自分にだけ効果が現れる古典的な功法を四つ選んで公認したのです。
他人に気を入れたり、気を送ったりする功法はいまだに普及活動を認められていません。それは力の大きな人の所に多くの人が集まることを阻止したいが為のことでしょう。
中華元極功法は、当時5~600万人の会員を擁し、公開してからそれまでの十二年間、のべ入門者数2800万人という人気功法でした。
功力が大きいが故、その普及活動も出来なくなってしまったのです。
現代科学で解決できない多くのことを解決することの出来る「元極功法」という中華の珍宝を中国は自ら手放してしまったのです。
(つづく)
元極功法では、修錬を続けて功力が上がるに連れ、頭頂部皇極宮より無形の金線が出でると言われています。言われているだけではなく、特異効能者(一般に言う超能力者)にはそれを見ることが出来ます。
元気(一般に云う気)を自由に扱うことが出来るようになれば、金線が虚空界(現代科学的に申せば、ほぼ大気圏)を覆い、元光を扱う段階では、太空界に届きます。そうなることで効能がその領界に及ぶのです。元音レベルでは、真空界をも手中にします。
張志祥先生は、公開当初「貫頂・開天目」をした後、「封頂」と云うことをしていました。
ある大きな講座の時に、日本から行った2,30名の会員が貫頂を受け、帯功を最後まで受けていると、帰りの飛行機に間に合わないので、仮収功をして、途中で帰ることになりました。
張先生から、「XX時より、封頂をしますから、皆さんその時間には、両手で百会(頭頂部)を覆い、五分程、目をつむっていて下さい。」とご指示がありました。
その時刻になって、一行数十人が一斉に目をつむり、頭頂部に手を重ねて置いたのは、なんと飛行機が飛び出してからのことでした。
搭乗員さん達は、まさに異様な光景を見て、驚いたことだと思います。
このことも、遠隔で多くの人達に三元エネルギーを届けたという一つの例です。
Aさんは、電話で話している間に自発動が起き、元極の真言「でぃん」で、直ぐ止まりました。
何故止まったのか、信じないAさんに向かって、私が電話口から
「唵(あ~ん)」
と訣を唱えた瞬間、電話の向こうから、
ドッタ~ンという大きな音が聞こえ、
「たすけて~」と、遠くで叫んでいるのが聞こえました。
その状態を感知して、またもや
「でぃん」
と唱えると、少しの間をおいて、
「ああ、たすかった。」
と、Aさんが電話口に復帰してきました。
「どうなさったんですか?」
「どうもこうもありませんよ。『あ~ん』と聞こえると同時に、身体が後ろに2メートル位吹っ飛んだんですよ。そして仰向けのまま、また亀をひっくり返したように、手足が天井に向かってバタバタと動いて止まらなくなったんです。」
「やっぱり元極のおまじないは効いたでしょ。」
「とんでもない力が、この功法にはあるのですねぇ!!」
Aさんに遠隔送気をして数日後のことでしたか、電話でこれまでのことをお話ししていたときのでした。またもやAさんに異変が起こりました。
「わ~、大変。左手が勝手に上に上がっていってぶらぶら動いてる。止めようと思っても、止まりませ~ん。何とかして下さい。」
と、電話口で騒いでいます。
私と話しているうちに、三元エネルギーが入って、自発動(勝手に身体が動くこと)が始まってしまったようです。私は、すぐ元極功法の教科書に、その止め方が書いてあったのを思い出して、はっきり大きな声で、
「でぃん(中国元極功法の功訣=十字真言の一つ)」
と唱えました。
「あっ、止まりました。何ですか、今の『でぃん』というのは?」
まだ、功法を習っていない方に、ご説明しても判らないからと思い、
「まぁ、おまじないのようなものです。」
と、言いますと、
「そんな馬鹿な。」
と、言われたので、
「いや、本当に効くんですよ。元極功法の十字真言と言うのです。なんならもう一回やってみましょうか」
そう言って、
「あ~ん(唵=十字真言の一つ)」
と、唱えました。
どった~ん
受話器の先で、大きな音がしました。
「たすけて~~!!」
(つづく)