修練の心得

二つ目が、三時間の静功について、ということです。

今日、皆さんは三時間の静功を経験したわけですけれども、どうでしたか?やればやっただけ、という感じがしましたでしょうか。

これは、僕の個人的な感覚ですが、今から三十年くらい前から元極功法を始めまして、長い時間、静功をすればするほど、入ってくるエネルギーの量も多い、ということは分かっていましたけれども、自分の体感として、約二時間のところ、あたりで大きく変わるな、っていう感覚がありました。

だから、できれば静功は二時間以上をやりたいな、といつも思ってやっていましたが、お仕事をお持ちの方は、そう自分の思いどおりに時間を取れないので、なかなか難しいでしょうけど、一日の中でもエネルギーの高い時と低い時があるので、その高い時に合わせて、なるべく静功の時間を長く取る、ということをずーっとやり続けてきました。

できれば、皆さんもそういう風にされれば、同じ時間、修錬したとしても、効果がだいぶ、長い期間の中では違ってくると思います。

一日の中では、朝の6時の前後一時間ぐらいずつ、お昼の12時の前後一時間、夕方の6時の前後一時間、日にちの変わる、夜の12時を超える前後一時間、つまり1日4回、大きくエネルギーが入ってくる時があるので、その時間になるべく静功の時間を合わせる、その他でできる時はなるべく動功、あるいは按摩法をやっていただければと思います。

取り入れるばかりで、自分の中を巡らせないと、やっぱり効果は出ませんので、なるべくそれをバランスよくやるのが速く上達するコツだと思います。

修練の心得, 元極功法

一つ目が、二十四節気の静功について、ということです。

皆さんは、毎日修錬なさっている方ばっかりなので、このことについては体感としてお分かりになっているかと思いますが、それの詳しい回答は、階フタ・階ミの理論編の教科書に回答が書いてありますから、そこをしっかりと読んでおいてください。

簡単に言えばですね、二十四節気っていうのは、その担当の神様が「はい、タッチ!」といって交代する、その時が二十四節気なので、その「タッチ!」の短い時間に、二神のエネルギーがそこのところで重なるので、急激にエネルギーがボーン!と高くなる、ということです。

それを、修錬をしている人、あるいは敏感な方は、それを感じて「なんか今日は、すごくエネルギーが入ってくるな」という感じがするように思うだけです。 まぁ、実際に入ってきているわけですけれども。

日々、身体に入ってくるエネルギーというのは少しずつ変わってきているので、そのエネルギーの入る時をなるべく逃さないようにして、その時にエネルギーが入るような修錬をキチッとやっていただくと、肉体にも精神的にもいい影響が現れる、ということになります。

中国, 修練の心得, 元極功法, 日之本元極功法元極, 日之本元極

本日の要点を繰り返します。
一番目に「胎息」 先天に近い呼吸法。
「性と命」の修練です。体、形ある体。形のない性。それが後天と先天。合わせて修練し
ます。自分の先天と後天、形あるものと形ないものを修練します。
次に言いたいのは、人間と天との関係です。「天人合一」と言います。
自然界には24節季があります。それぞれ時期が違います。人間の体とそれぞれ対応していま
す。人間が修練するときに周りの環境、自然界との関係も忘れずに時間を選ぶわけです。
修練する時間帯は、「子」の時間と「午」の時間です。
子時間は、夜中の11時から1時まで。午時間は、昼の11時から13時まで。
夜中が陽。昼間が陰。
朝の5時から7時まで。夕方の5時から7時まで。それぞれ陰中陽と陽中陰にあわせて
ます。体も陰と陽です。時間帯も陰と陽。夜中から寝ないで朝まで修練する人もいます。
それは、間違っています。陽ばかり修練して自分の体として陰が弱い人。そんな人が陽ば
かり修練して逆に自分の陰がもっともっと弱くなる。昼間の時間修練しない。そんな形で
時間をかけて陰陽知らずにしていると効果が小さい。逆に自分の陰陽バランスを崩してしま
います。ここで強調したいのは、体のバランスをとること。理論と方法を知らずにしてい
るとアンバランスになります。おそらく仕事関係などありますので、必ずその時間に合わ
せることは出来ませんが、そういう理論、方法を知った上でそれに近い方法でやって欲し
いのです。
インドネシアは、赤道に近いところです。南の方に行くと、何となく男の方は気がゆっ
くりします。にぶい、何でも遅い。逆に女の方は働く、何でも速い。理由としては、そこ
は赤道に近い所。陽が強い所。陽が強いと女性が元気です。女性は陰中陽です。男は弱い

北方にいくと反対です。男が速い、女が弱い特徴があります。
極端ですが、暑すぎる所は陽が強すぎる。寒すぎる所は陰が強すぎる。両方とも良くな
い。バランスが合わない。何処がいいかというと真ん中あたり。四季がはっきりしている。
日本あたり。冬もあって夏もある。両方ある所。陰もあって陽もある。バランスよくな
ってます。陽の時に何を修練するか。陰に合わせて修練する。陰の寒いときに何を修練す
るか。陰陽のバランスを考えて修練する。そういうことを常に心がけて、分かった上で行
って欲しいのです。人間の体はあくまでバランスです。陰陽のバランスが合えば健康に
なります。

元極学の理論で必要なのは「天人合一」。体と自然界との関係「天人合一」という理論で
す。どういう時に何をするかは、非常に大事です。修練もそうです。時期と時間帯をみて
修練する。
修練する時に気を付けてもらいたいポイントは、竅穴を守るときにあまり強くすると返
って良くない。有るようでないような形、力を使わずに気を使う。気を使わずに意念を使
う。意念を使わずに念訣を使う。一番重要なのは念訣。意念と気と力。一番初段的な力。
集中しすぎて力を入れすぎると効果が現れない。
修練する時、竅穴が力よりも気を使う、意念を使う。それぞれ竅穴が変わりますが下の
段階では、気の流れ、気で循環させる。玄関というところから、意念を持って行く。意念を
使って玄関から心をもって竅穴に送る。気と意念と竅穴、それぞれ使う場所が違います。
意念を使わずに念訣を使うということは、雑念が発生する時に無理に雑念を払い出すと
考えると非常に難しい。意念を使わず念訣すれば自然に雑念がなくなるという意味です。
「意念を使わずに念訣する」雑念を祓い出すよりも念訣で自然に雑念がなくなるという
ことです。
修練していて変になることがあります。そうなるのは注意事項を見なかったからです。
まとめて言いますと、人間の修練は、先天と後天の考え。性と命の関係が一つめ
二つめ人間と自然界天地との関係「天人合一」 先天後天、自然界との関係の二つです

二つのことを覚えて修練する時に自分の体に無理させない。無理させない方法論を十分
覚えたうえで行って欲しい。基本を理解した上で行えば難しい問題も、簡単に身につけら
れる。先天後天、人間と天地の関係。こういうことを認めた上でやっていきます。

最後に元極図のお話をします。修練する各竅穴 前と後ろ、上下、四次元も元極図で表
現しています。陰中陽、陽中陰、皇極という形で竅穴が表現されています。元極図は有名
な普善禅師によって描かれました。真ん中の皇極がはっきりしたわけです。もっと
はるか前から太極図はありました。太極図は韓国の国旗にもなっています。それに比べて
元極図は、奥の深いものになっています。太極図は真ん中の皇極がない。元極図は、規律が
ととのっていて、太極図には結果が生まれない。元極図は陰陽があって皇極があってバラン
スがとれています。自分の体も一つの元極図です。そのことも分かった上で修練してくだ
さい。
私の知識は大ざっぱで、一つ一つ内容を見て話すのでなく雑談のような話です。具体的
には、増田先生が本を書いてらっしゃるので、その方が分かりやすいかもしれません。
今日お話した内容は、皆さん分かったかどうか分かりません。分かった分は通訳さんが
旨く訳した分で、分からなかった分は私が下手くそだったからです。と お話されました
。(笑い)
ありがとうございました。

増田
これでお二人が来日してくださった講座の最後になります。いろいろ皆さん勉強になっ
たと思います。ぜひそれを毎日の修練に生かして、なお高みを目指していただきたいと思
います。ここで いろいろ修練している訳ですがカバーしきれない所があります。例えば
時刻の問題があります。子の刻、午の刻。午の刻の修練はここで出来る。でも子の刻は非常
にやりづらい。酉の刻は出来るけど、卯の刻には皆さんと一緒にできない。ですからそう
いう所を、皆さんがご自身できちんとご自宅で補ってやって頂きたいと思います。
どうもありがとうございました。(拍手)

st

修練の心得1日3個

時節が到来しましたので、養徳標準の一番最初に次の項目を追加します。

「己(おのれ)の存在理由を悟り、

今世での役割を全(まった)きまで果たす。」

隠されてきましたが、我々人類にとって一番重要なことです。

「元極養徳標準」の伝統を引き継ぎ、「日之本元極養徳標準」とします。

修練の心得


先週末(6/4,5)、東京で初めての集中錬功会を開催しました。

集中錬功会というのは、二、三日に限定して、

集中的に且つ連続して修練することです。

もちろん、常日頃から申し上げている通り、

毎日欠かすことなく継続して修練することが

重要な事は言うまでもありません。

それに加えて、時々集中的に修練することは、

功力の飛躍的な向上をもたらすことがあります。

高山の新宮修練舎では、週2日の休日を除いて、

毎日午前中に錬功会を開催しています。

それには熱心な修練者の方々が、ほぼ休むことなく参加されています。

それらの方々は、そのときだけではなくご自宅に帰えられてからも、

加えて修練されています。

にもかかわらず、 新宮修練舎で開催される

月に一、二回の集中錬功会にも参加されるのです。

この方々のそれぞれが、

自分の体内や他人の体の中の気の流れをを感じることができたり、

邪気の存在や臭いを嗅ぎ分けたりすることができるようになっています。

この爺ぃも、今でも若いですが、もっと若い時、

時々、一日に15時間とか16時間ぶっ続けで

修練した事を思い出します。

今後も、高山だけではなく、東京、名古屋などでも

機会があれば開催したいと思っていますので、

ぜひご参加いただくようお勧めいたします。

修練の心得


修練というものは、「暇だからやる。」とか

「暇がないからできない。」というような性格のものではありません

継続的に実施すれば、肉体の調子が良くなり病におかされにくくなる。

結果、寿命が延びる。

これは寿命という時間の長さが延びることですから、量の拡大といえます。

これだけではなく、修練によって人格の改善、人生の質、生活の質、などのように質の向上が望めます。

つまり、修練によってあなたの人生の質と量双方が、改善するのです。

さらに言えば、修練によって人生の質と量の改善が達成され、

本来あなたの人生の役割が、宇宙の道理に合致し、

全うされることになれば、肉体を失った後の意識の継続も保証されます。

こんな結果を生むような方法を、

「暇なときにやる」なんてことで、本当に良いのでしょうか?

何を差し置いても、まず修練をし、

その空いた時間に他の事をしなければいけないのではないでしょうか?

首題と全く関係ないこと書いちゃった。

気功の「レッスン来れない」

クリックオリラジにご注目

修練の心得


ひさしぶりにある修練者がやってきました。

「お久しぶりですねー。」

「暇がなくて、気功のレッスンに、なかなか来ることができません。」

「いや、ちょっと待って、ちょっと待って、お姉さん。」
「レッスンコレナイって、なんですの?」
「説明しろと言われても、暇あらへんから来られませ~ん。」


修練が出来ないと言う人、錬功に来れないと言う人、

それらのほぼ100%は、

「暇がありません。」

と、おっしゃいます。
「レッスン来れない、フー。」

「レッスン来れない、フー。」


「いや、ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待て、お姉さん。」

「ちょっとー!お姉さん!ちょっとレッスン来れないちゃいますの?」

   クリック   

修練の心得

日之本元極の修練者の中で、以下の人達は殆ど毎日ブログを更新しています。

ババタヌキ

ハンソンSG

おむライス

たけのこ

てこてこ

日之本元極の修練方法には、内功と外功の二つがあります。

講座で習った功法を自分で修練することが、内功。

身に付けた功法の力を、他の人の為になるように使うことや、

日之本元極功法を他に紹介して広め、

結果、社会に役立たせることなどを外功と言います。

このどちらも偏ることなく為されることが、本当に力をつける為には必要なことです。

ブログで、自分の経験や病気を修練で克服したことを人に伝え、

同じような病気で困っている人などに希望を与えることは、

自分のことをさらけ出すことなので、なかなか出来ないことです。

その気持ちを乗り越え、私からの罵詈雑言(ばりぞうごん)をも気にせず、

毎日書き続けることは、充分賞賛に値することです。

ババタヌキ、ハンソンSG、おむライスは、本部スタッフですから、当然とは言え、

たけのこ、てこてこは、大したものです。 

いずれ、神様からのお駄賃があることでしょう。(それを目当てに書いているんじゃ、悲しいけど・・・・)

過去にも一時期頑張って書いてた人も居ましたが、永く続けるのは、なかなか難しいことです。

その内、仕事が忙しいからとか、自分で書かない理由を見つけて、

自分を納得させ、頻度がどんどん下がっていくことが多いのです。

このお二人も、もう少し様子を見ていることにしましょ。 

修練の心得

日之本元極の教科書の中にも、

功法毎に、顕れやすい好転反応が、列記されています。

しかしなかなか、書いてあるとは言えど、一般常識外のことが多く、

信じていただけない方が、多くいらっしゃいます。

発熱、、下痢、全身の湿疹、我慢の出来ない眠気、

反対に強い不眠、突然出てくる耐えがたい自らの体臭、

止まらないゲップ、何十回も連続する欠伸、止まらないおなら、臍から出る膿、等々

自分の体に何が起こったのかと、思うしかありません。

女性では生理が、突然早く来たり、極端に遅くなったり、

経血が通常の何倍も出たりして、下着のみならず、

スカートまでびっしょりにして、ビックリします。

また、とっくに閉経した方に、生きる力が満ち満ちて、

また生理が始まったりします。

別な方は、同じく閉経して何年も経った後に、

修練をすることで汚物(織物)が大量に排泄されたこともあります。

修練しなければ、一生体内に抱え込んでいるのです。

その他、普通の人には見えない物や者が見えたり、

聞こえない声が聞こえたり、理由もなく、涙があふれ出たりします。

そうしたことが起きても、病院に駆け込むことなく、修練を続けることです。

掌門人の神達は、あなたの心の中まで、ずっと観ています。

いつもいつも、しっかりと観ています。

「山海経」などの、中国の古い書物の中には、

師が姿を変えて、弟子を試す話が、いくつも出てきます。

好転反応は一つの試練です。

信じ切っているかどうか、あなたは試されています。

そうしたことを乗り越えて、信じ切って修練を続けることが出来れば、

通常では得ることの出来ない宝物を、手中に収めることが出来ます。

そんなときまで、やっぱりあなたは、信じ切って修練を続けていくことが出来ますか?

 シグマDP2メリル

修練の心得

無目的で修練する、という人は、居ません。

肉体的、或いは精神的な向上を求めて、必ず、修練する訳です。

しかしその課程において、すぐにある程度の効果が現れてくる人も居れば、

なかなか目に見える効果が確認出来ない人も居ます。

また、いろいろな好転反応が出現して、

果たして病気は良くなっているのか或いは悪くなっているのか、

迷うことも多々あります。

そんな好転反応出現時の唯一の判断材料は、

身体の爽やかさと、心の平静さです。

心底この功法を信じ切っていれば、その微かな違いが分かります。

通常なら、大変な状態の症状が出ていても、

その身体の爽やかさと心の平静さを感じることが出来れば、何の不安も、ありません。

病院に行こうなどという気持ちは微塵もわいてきません。

私とて、

血尿が出たり

血反吐を吐いたり

噴水のように、胃袋の中身を、吹き上げたり

わずか、二、三センチ、身体を動かしただけで、

天地が逆転するような目眩で三日間も寝込んだり

動功中に、突然、入ってくる大量の三元で意識が無くなり、ぶっ倒れたり

十日以上も、大変な下痢が続いたり

半年以上も、頭髪がぐしょぐしょに濡れるほどの、大量の汗が続いたり

    (その間、日に何回も取り替えるようにして、ずっとバンダナを巻いていました)

二ヶ月以上も、頭皮が剥け続けたり

いろいろ、大変な目に遭っています。

しかし一度とて、病院に行こうと思ったことはありません。

この功法を信じ切っているので、何も不安がないからです。

最近にしても、昨年の一月頃、約ひと月間、全部の歯が痛くて、何も噛めませんでした。

一週間位は、ほぼ流動食だけの食生活を送りました。

歯並びが急激に変わっているからです。

それが、今年は約五ヶ月続きました。

痛くて、堅い物を噛みきったり、磨り潰したりすることが出来ないのです。

これは、私の人生上で大きな変革が起こる、形示しであるわけです。

通常なら総ての歯が、そんな状態に為れば、慌てて歯医者に駆け込む所です。

ところがこの二・三日で、痛みはすっかりどこかへ行ってしまいました。

あなたなら、こんな状態でも、信じ切って修練を続けていくことが出来ますか?