伝統

日本に残っている直会(なおらい)によく似た慣習が、中国にも古代から有りました。

祭酒と言います。宴会の時必ず最上席の者が、まず最初に酒を供えて神を祀ることをします。つまり、その酒宴で飲まれる酒は、直会同様、神のお下がりであるということです。

この習慣は、孔子、老子の頃には既にあったといいますから、今より2600年以上前から伝わっていることになります。
道教でも、儒教でも神にお酒を捧げ、共に酒宴を開く事は喜ばしい事とされてきました。

お酒の好きな神々、さて・・・・どんなお酒がお好みなんでしょうか?
それは、また次回にでも・・・


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潜在能力と気功・功法 気功教室日之本元極 with シグマDP1,パナソニックLX3サイキック写真-気功 回廊 神社
photo by sigma DP1

伝統

今でも全国多くの神社などで、お祭りの後に行われる行事に直会があります。神事が終わった後、神饌(みけ) 、神酒(みき)を下ろして頂く酒宴のことをいいます。
直会とは、なおりあいの略で、不浄を避け神事に慎む「斎(いみ)」の状態から直って、平常に帰る意味があります。

しかし近来、古くからの慣習の意味が薄れてきているようで、神を祀るという意識、神の御蔭を戴くという意識が希薄になってきているように思えます。己等のみが飲み食いしたいばっかりに、好きなだけ飲んでという場面も多いように感じます。

とはいえ、神々の多くは直会の本来の目的、ほのぼのとうち解けた人達との共存を望んでいるわけで、適度な飲酒によってそうした場の提供をして下さっているわけです。
昔から「御神酒を上がらぬ神は無し」と言われるように、神様方も大変お酒を、そして酒宴自体を愛していらっしゃいます。

度を外さぬように、ましてやビールの飲み過ぎで痛風になったり、日々お酒を浴びるように飲み肝臓を痛めたりしたのでは、その場だけでは済まなくなってしまします。
節度を持って、神との宴を楽しみたいものです。


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伝統

元極功法は既に言及されている様に、人としての沿革において、中国、元・金代の太一道に端を発したものです。太一道で二十数代続いた後、明の時代、普善禅師により元極道へと道を拡げました。以後張志祥先生に至るまで、五代に渡って引き継がれてきました。

そして日本へとバトンタッチされたわけですが、この流れの中で、一貫して「一子相伝」の掟は貫かれてきています。

更に、道教から始まったこの教えは、道教という一宗教に縛られることなく儒教、仏教をも、その柱とし、諸子百家の長を取り入れ、短を廃し、功力を増してきました。
日本に継がれたことで、神道の奥深さも身に着け、万全の功法へと登り詰めたわけです。

この元極功法の伝統は、単に八百数十年の人による継承に留まらず、つまり中国から日本へという次元のことだけではないのです。これは、有史以前からの神の計画によって、神々の手で人を使い、世界へ広めるという事が実行された結果だということです。

この「階ひと」の段階でどうしても知らせておきたいことは、この功法の数々は、伝統的な手法によって伝えられたものであり、この元極功法は、神の意図によって脈々と受け継がれて、今、「日之本元極に引き渡された。」という点です。

それは、中国であるとか、日本であるとか、(そういう宗教的な土台は借りて使われいるものの)国、人、国境に関係なく脈々と受け継がれてきたということをしっかりと受け止めて戴きたいのです。単に、「中国の伝統が日本に受け継がれている。」だけではありません。

このことは、「世界に拡げる為の功法」として、もっと広く必然的な流れとして日本で受け継がれているのですから、国境を越えた功法であると認識して欲しいのです。

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