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注連縄(しめなわ)の豆知識超能力・潜在能力と気功・功法 気功教室日之本元極 with キャノンS90,シグマDP1,サイバーショット携帯S001 サイキック写真-気功講義 注連縄

長さ8m。左が本、右が末で一般の神社と異なる。左綯い。
しめなわとは何だろう。

「なわばり」を侵す、「なわばり」争いなどと云われるように一本の縄が境界を示し、占有のしるし、立入禁止のしるしを表す。

神代の時代、天照大神が天の岩戸からお出になった後、岩戸に縄を張り再び中に入れぬようにした。
この縄は「尻久米縄」と云われたと古事記に記され、しめなわの始まりとされている。超能力・潜在能力と気功・功法 気功教室日之本元極 with キャノンS90,シグマDP1,サイバーショット携帯S001 サイキック写真-気功講義 注連縄
又しめなわには清浄・神聖な場所を区画するため引き渡される。
これが神社などに掲げられる意義である。従って神社のみならず、巨大な岩や樹木、清浄な井戸、瀧、寺院にも掲げているところもある。
正月、門松とともに戸口に注連飾りを置くのも、上述の意義より家の中に悪霊を入れず、穢れをさり無病息災・家内安全を願ってのことである。

右綯いの例 左末右本。
超能力・潜在能力と気功・功法 気功教室日之本元極 with キャノンS90,シグマDP1,サイバーショット携帯S001 サイキック写真-気功講義 注連縄しめなわは注連縄、標縄、七五三縄、〆縄、などと書かれる。
私どもが神社に参拝するとき、鳥居や拝殿には注連縄が掲げられていても、注連縄にはあまり気づかないことが多い。
 しかし、よく見ると細いものから出雲大社のような太い物まで、太さにはまちまちであり、太い方が右であったり左であったり、撚り方も左綯い右綯いと違いがある。
それぞれの神社の規模に見合った注連縄が飾られ、神域の森厳な雰囲気を醸し出すものである。

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七五三縄の役割は、本来は七五三縄で囲われた場所を祓う。そこに滞在して、そこから祓うことです。七五三縄で囲われたその場が、重要な場所になります。その場所とその周囲を中にいる神々が祓うということになります。

 しめ縄の意味を、今の人々は、そこから神が出ない、出られない場所というように表現していますが、そうではありません。そこを神々が占有している場所だと理解してください。
 占めるという表現は、しめい、しめる、しめて、というような、神々の専用する土地であるということを示す言葉です。

 上記の「しめい 」はしめて、かこう(占めて囲う)と読めば分かります。これらの言葉もすべて、漢字の熟語として捕らえると誤りが起こります。伝えたことは、すべてひらがなで読めばいいのです。

 今では造られているほとんどのしめ縄が、この5・3・7の意味がわからず、只紙四手のみを垂らすに留めています。そしてその占有した土地は、「しめ縄」にて完全に囲い、年中ずっと囲っておくことが必要な訳です。正月やお祭りの時だけのものではありません。現在では本来の目的を失って、形だけのものになっていることは悲しいことです。

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七五三縄の約束事として、5・3・7の神がいます。七五三縄が、張り巡らされた「ところ」をまもる約束事をする神の役割があります。

 別に、四至神(みやのめぐりのかみ)の存在があります。四至神(みやのめぐりのかみ)は、「場を創る」「場を守る」役割があります。また四至神は、七五三縄と共に働くこともありますし、それ以外に独自に働くこともあります。指定された場所を巡り巡って、回り回ってきれいに四隅を浄化し、四隅から憂いを処理して、祓い清めの意念をもって、働く神です。七五三縄とは、また意味が違います。ともに、活動することも充分にあります。

 四至神(みやのめぐりのかみ)は、伊勢神宮の内宮、外宮共に、境内に本殿とは別にしてひっそりとお祭りされています。

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 数には、約束事が決められています。この数によって、我々人にも約束事として知らされていました。すなわち、ここは神々が占める土地であるということの約束事をです。占有する地、空間であるという意味です。しめ縄というのは、「しめる占有地」のような事柄の意味です。その中には5,3,7という約束事の言霊が秘められています。5,3,7が、「さん、ご、なな」というような縄の表し方になりました。しかし、3,5,7という縄の本数に意味はありません。神々の約束事です。神々から観ると神々は中にいますから、神々が中から観て、正面が5、左が3、右が7、縦に現すならば、5,3,7という順列です。

人からの向きとは、神々からの向きとは全く逆ですから、右の位置と左の位置はどちらでも意味がありません。神々の約束ごととして「ご、さん、なな」という数霊が存在していて、その数霊の約束事によって、神々は、土地を占有するということです。

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 5,3,7。中央に5、左に3、右に7。これが正しい置き方です。意味が良く判らないかも知れませんが、それが「しめ縄」の正しい表現の仕方といえます。右から、7、5、3、と読んでしまいますが(現在は文字を横に書いていくとき、西洋式に左から右に書いていきますが、以前の日本では右から左に書きました)、これは、正しい置き方ではありません。常に中央に来る5が重要な数字です。$超能力・潜在能力と気功・功法 気功教室日之本元極 with キャノンS90,シグマDP1,サイバーショット携帯S001 サイキック写真-気功講義 注連縄

 縦に見るときには、5が始めに来て5、3、7と見るようになります。正面から見たときには、中央の5。縦一列に見たときには、5を始めとして、その数字が並びます。
 5,3,7は重なって一列になるときも、5が最初で、3が真ん中で、7が最後に来ます。5、3,7この数は、約束事が決められた重要な数です。

 これは、神のリーダー的な位置を示しています。5の神が中心になって、この場を守る。この場を指名して守ることから、はじまります。神の順列というのは、リーダーとして働くという意味であって序列ではありませんが、重要な意味を持ちます。

 必ず、5の神が最初に来るような、見方をすることです。その「場を守る」約束事を持った数字の神の配列なのです。7、5、3と読んでしまうのは、世間の人に分かりやすいという点で了解されてはいますが、神の側から見れば、5が最初に来る読み方が正しい読み方です。

つづく…

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◎ウキペディア
注 連 縄 の 型
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しめなわを七五三縄とも書く。〆の子の藁を七本、五本、三本と垂らす事による。しかし、現在は見ることは少ない。

常時掲げるものより、祭礼の時に用いる注連縄に見ることがある。

注連縄の型には様々なものがある。超能力・潜在能力と気功・功法 気功教室日之本元極 with キャノンS90,シグマDP1,サイバーショット携帯S001 サイキック写真-気功講義 注連縄

一般的なものは、どこの神社にも見られ、地鎮祭などで四本の竹に張り巡らす前垂れと呼ばれる注連縄である。
注連縄の型には大きく分けて、左末右本、左本右末とがある。超能力・潜在能力と気功・功法 気功教室日之本元極 with キャノンS90,シグマDP1,サイバーショット携帯S001 サイキック写真-気功講義 注連縄

一般には左末右本である。これは社殿に向かって右を上位とし、綯い始めを右にすると事による。出雲大社では写真に見られるように一般と正反対の左本右末である。縄の綯い方も、左綯いと右綯いがある。
左綯いと右綯いの縄を2本併せて張るところもある。左綯いが本来とされているが、右綯いは20%程度ある。
注連縄には和紙をジグザグに折った「紙垂」(しで)を幾つか下げ、又、藁を束ねた「〆の子」を下げる。
縄の太さも前垂れの細い物から、出雲大社のように極太いのものまで、いろいろあり、「紙垂」や「〆の子」の形にも様々なものがある。

注)各所アンダーラインは、増田による
本来の意味の一端が残っている部分と言えます。

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◎ 神祇辞典(大正13年東方出版)

シメナハ(注連縄・標縄・七五三縄)

社殿の四周、又は、民家の門戸等に懸けわたして、内外を區劃する標(しるし)の縄。

もと尻久米縄(端出之縄)といひて、
藁の尻を断ち切らずして、そのまま込め置きたる縄の義なりと云ひ、
又、占有の義にして、縄を延べてある地域を我が領となすによる名なりとも云ふ。
略して「シメナワ」とも「シメ」とも云ひ一に日御綱とも云ふ。
之を飾るを注連飾と云ふ。手力男ノ神、天照大御神を天ノ石窟より引き出し奉りし時、布刀玉ノ命、尻久米縄を以て、これより内に還り入り給ふなかれと云いし故事に基づき、後世、神事には凡てこの注連を引渡す習ひとなれり。

注連縄には、その形によりて、
前垂れ注連・鼓の胴・大根注連・牛蒡注連・輪飾り豊年等の種類あり。
何れも新しき稲藁を左綯いに縒りて作り、これに紙垂(シデ)を挿みて垂る。

「しめの子」の数、紙垂の向方等、種々の方法を唱ふるものあれど、必しも拘泥すべきにあらず。
又、各社古来の慣行によるものもあり七五三のしめの子を、七は天神七代の形、五は地神五代 三は三貴子に象ると云ひ、七五三は併せて十五也、天道は十五にして成る也、など言へるもあれど、神道名目類聚抄に、或説曰縄は正直の儀、端を出すは質素の體なり、、、

七五三等の数の事は、後人の附會なりと云へるを信ずべしとなす。
その懸方は、綯い始めたる方を本とし、上位(神前に向かいて右)になして懸くるを本義とす。
注連縄は神事の神聖を保つ表徴として、最、人目を引く物なるにより
神社等にありては、平素、常に新しきを懸くる注意、肝要なりとす。  {付図は省略}


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◎日本民俗事典 大塚民俗学会編 S47弘文堂

しめなわ 注連縄

特に神聖な場所を限り他と遮断する縄。標縄とも書く。種々の形式がある。

新藁の端を少しずつ残して綯い、その数を七・五・三とするために七五三縄とも書く。
内と外を区別し、出入りを禁ずるために境界に張って神聖の表示とする。今も村境に引いて、外から悪気が入らないようにするところがある。

群馬県赤城山の西南麓地方では村境の注連縄を「八丁じめ」といい、その外に出る時は用心してものを言えと言った。
平常も張っておくのが普通であったが、村祭りや正月に張る所が多い。

それも後で取除くことをせず、放置しておくために、古いものは腐朽に委せた。
やがて神社の入口または屋敷の入口に張ったり、さらに本殿の前とか家の戸口に張るようになり、今は神社でも神前に張るように、家でも神棚や床の間に張るようになった。

南伊勢から志摩地方では境内の入口、鳥居などに一年中張ってあるし、個人の宅でも、特に神職とか祭りの当番の屋敷の入口などに年中を通して張っておく
ことに神前とか幣物を入れた唐櫃などには注連縄を張り、個人の宅でも神棚や霊屋など多くは一年中張ったままにしておく。

南勢地方の民家では新しく葬式を出すまでは除去せず縄の数で不幸のなかった年数が分かるという。それも町屋では年々正月に新しく取換え立派に飾ったものとした。
ことに近畿地方では新年の注連縄に農具や産物を模したものを吊って、農作業を祝福した。  (原田敏明)

つづく…


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◎ 平凡社 世界大百科事典
『しめなわ』

神域など神聖な場所を限って不浄悪穢の侵入を防ぐ縄。標縄、七五三縄とも書く。記紀では〈尻久米縄しりくめなわ〉〈端出之縄しりくへなわ〉と書かれている。

《万葉集》の歌にも、一定の区域を占有・隔離する意味でシメという言葉がすでに用いられており、〈標〉のほかに〈印〉〈縄〉などの文字が当てられている。

シメは占め〈占有〉の印であり、印之あることによって占有の状態を示したものである。
神域に張られたしめ縄は、いわば神の〈結界占地〉を標示するもの
となっている。

民俗のレベルにおいても新年に村境や門口に張ったり、神社や神木、磐座などに張るなどしめ縄の登場することは多いが、いずれの場合も、なんらかの意味で内と外を区別するものである。

ふつう内側は浄域、外側は不浄域あるいは俗域と考えられている。

朝鮮のクムジュル〈禁縄きんじょう〉をはじめ東南アジア一帯にもしめ縄に類する境界標示装置が見られる。

[朝鮮] 朝鮮ではクムジュル(禁縄)、ウェンセキ(左縄)などとよばれ、主として中部以南地方にみられる習俗で、稲作文化の文化要素として日本の例と共通する点が多い。

通常の縄とは逆に左よりになわれ、紙や帛、枝葉などがつるされる。

家庭では子どもの出産後、3週間までのサムシンハルモニ(産神婆)をまつる期間に家の大門や戸口に張りめぐらされ、男児の場合には唐辛子や木炭、女児の場合には紙、松葉、木炭などをつるして、喪礼中の不浄な者の侵入を防ぎ、火と食物の持ち込み、持ち出しを禁じる。

牛馬や豚などの家畜の出産に際しても同様の儀式を行う地方もある。このほか、家庭や村での巫儀や告祀など重要な儀礼を行う際にも張りめぐらせ、同じく呪的効果をもつ黄土をまくこともある。

村の祭りの祭場となる神木や祠の周辺、祭官の役目を行う人の家などでもしめ縄を張りめぐらされ、やはり黄土がまかれる。   


つづく…


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あけましておめでとうございます。

新年になって、神社に初詣に行かれた方も多くみえることでしょう。神社に行って普段あまり気にもしないことですが、必ずどの神社でも張ってある「しめ縄」について、お話ししてみましよう。まず一般的にはどういうものとして定着しているか、「注連縄とは何か?」について、辞書や百科事典(ウキィペディアも含む)等から抜粋しました。

◎ 広辞苑 第一版(岩波書店)
標縄、注連縄、七五三縄、(尻久米縄の略という)
内外の境界または出入り禁止のしるしに引きわたす縄。特に神前または神事の場にひいて清浄な地を区画するに用い、また、新年に門戸に張って禍神(まがかみ)が内の入らぬようにとの意を示すもの。左捻を定式とし、三筋、五筋、七筋と、順次に藁の茎を捻り放して垂れ、その間々に紙四手(しで)を下げる。しりくめなわ。しめ。七五三。注連。章断(しとだち)。
 {付図は省略}

つづく

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