読売新聞2015年5月10日付け「からだの質問箱」に胆石で医師から胆嚢切除を勧められた方が、
後の影響を心配して質問しています。
回答する医師も切除を勧めています。
「胆汁は肝臓で作られているので胆のうがなくても胆汁の量は変わらず、
消化吸収への影響はありません。」
と言っています。
とんでもないと思って、新聞を切り抜いていたのですが、
今日、ご自分も胆のう切除した方のブログを見つけましたので、御紹介します。
胆のう切除
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現在の医学では、胆嚢には大きな役割がない。
胆汁を一旦溜め置いて、通過するだけの臓器であるとされていて、
炎症が起きると切り取る手術がなされている。さて、胆嚢の役割はなんでしょうか。
胆管が胆汁を運ぶ管です。胆管は十二指腸に入り、胆嚢の腑の役割をしています。
胆嚢は臓として、胆汁を造る働きをしています。
肝臓で作られた胆汁を胆嚢の中に一旦置くことで、溜め置くことで完成された胆汁となすわけです。
肝臓から出てきた胆汁をそのまますぐに十二指腸に送っては、
邪のものが多くて、完璧な働きをさせることが出来ません。
従って、そこでいったん溜め置いて溜め置いて、成分が変わります。
一旦溜め置くことで、胆汁から邪のように汚い成分を絞り出して、
要るもののみを溜め置いて、良き消化液に変えるわけです。
肝臓の中からでた邪の成分を、胆嚢で溜め置き省いて消化液に変える働きをするのです。
一旦、溜め置く中で、邪のものを清のものに変える働きを胆嚢はしているのです。
つまり、すぐには使えない胆汁をしばらく置いて浄化させ、
身体の消化液として適合するものに作り変えていく働きが、胆嚢にはあるのです。
見つかっていない胆嚢だけの成分が、
そこに分泌されて溜め置かれて消化液として作り上げるのです。
そして、胆嚢から十二指腸へと運ぶ総胆管こそが、胆嚢の対となる腑です。
胆汁は、十二指腸に運ばれてから、主に脂肪を消化すると言われています。
その消化機能に、なにか影響があるのでしょうか。
胆汁が十二指腸の中に分泌されて、小腸で活用されるのはもちろんですが、
脂肪だけを消化するのではありません。
乳化剤のような働きをしますので、たとえるならばアルカリ性の強い石けんの作用をします。
その強い成分を直接、中和されずに臓器に入れれば、
その臓器の周辺は焼けただれて、焼けただれた臓器の周辺は、炎症を起こします。
さらに、炎症した成分は身体の別の部分に運ばれて、全身で悪い作用を及ぼします。
特に、癌が全身で起きてくる可能性が高くなるのです。