人は両親のセックスにより、精子と卵子が結合し、細胞分裂が始まって、
成長し、母親の中で生育していきます。
その結合からほぼ4ヶ月を過ぎる頃、先ほど述べた心を除く4つの意識の組み合わせが決定され、
無形の肉体と共に、有形の肉体に接合されます。
それと同時に、潜在意識より、心という全く別の意識が分かれ、存在するようになります。
それらの5つの意識は、無形・有形の肉体上で、各々の役割を課され、
協力して、一人の人間として成長していきます。
社会に、そして宇宙に貢献出来るよう活動するのです。
5つの意識の役割は、別々に決められていて、
我々が自分だと認識している意識はこの中の顕在意識にあたり、
主に肉体を動かす役割を担っています。
潜在意識は、顕在意識を補助し、肉体を管理します。
よって、潜在意識、顕在意識を合わせて、肉体意識或いは、希に物質意識と呼びます。
魂は、この五つの意識を統括し、この一人の人間が背負った役割をこなすのには、
どのようにしたらよいかを指示・伝達します。
本性は、その魂の補助的役割をこなします。
補助的役割をしながら、その意識が、魂に昇格したとき、どうするのかを学びます。
(つづく)