あせる―1
この3月17日より22日まで、中国の歴史を尋ねて気の合う皆さんと観光に行ってきました。
結構な大人数になってしまったので移動も大変です。
中国国内でのバスでの移動は、常態になっている渋滞に巻き込まれてスケジュール通りに行かないことも度々です。
5日目の午後、万里の長城見学から北京中心部に戻って、雍和宮と孔子廟に行く手筈でした。ところが渋滞にあって、孔子廟に着いたのが15時50分頃。孔子廟の入場時間は16時まで。そして雍和宮の入場制限時間は16時30分です。
ガイドの焦(しょう)さんは、あせりまくって、
「皆さん、孔子廟見学は、急いで済ませて4時20分までに必ず出口に集合してください。」
と怒鳴っています。
孔子廟から雍和宮までは、3分ほどなので問題はないのですが、孔子廟の見学は駆け足でした。
お陰様で、全員無事に双方の見学を終えることができました。
前日に見た白雲観の道教、孔子廟の儒教、雍和宮の仏教と、中国を代表する教えの一端を垣間見る事ができました。
皆さん、「三教合一」は果たせたでしょうか?
それにしても、ガイドの焦(しょう)さん、さすが焦(あせ)っただけの事はありました。
建築ラッシュ―バブルに繋がるか
今、中国ではどこに行ってもマンションの建築が進行中です。
その数は、こんなに作って大丈夫かと、どんな素人でも思うほどです。
北京中心部では、1平米20万元ほどだそうで、約300万円ですから売られている平均的な広さ120平米にかければ、やく3億6000万円ということで、誰がこんなに買うんだろうとみんな思います。
並の生活をしているガイドさんが、10年ほど前に1平米2万元で買ったマンションが、古くなっても今4倍以上とのことでした。
何軒も投機用に買っている人もいるとのことで、今にもバブルははじけそう!!