こんにちは。飛騨の神社巡りを再開しました。
今回ご紹介するのも高山市の北部、国府町の安国寺の裏隣りにある神社です。
雪が少ない年ですが、立木に囲まれ日照時間が少ないのか、境内には雪が沢山残っていました。
お参りの時、「良く来たね」と言われた気がしました。
日之本元極によって開発される数々の潜在能力、功法の原理など
ひだの神社 #018
ひだの神社を順番にご紹介しています。(この項は、飛騨神職会発行「飛騨の神社」を参考にしています。)
稲荷神社(高山市国府町今)
白幣社
祭神 宇迦之御魂(うかのみたまの)神・火具土(かぐつち)神
天照皇大(あまてらすおおみかみ)神・高籠(たかおかみの)神
白山姫(しらやまひめの)神・楢本(ならもとの)神
木戸脇(きどわきの)神・神(かみ)ノ城(きの)神
由緒 創建年代は詳らかでないが、太古より荒城郷において、稲魂を祀る祉として祭祀が行われた。
口伝によると、山上に自然に稲が発生して実を結んだので、里人はこれを種として蒔き付けたが、後この地を「岩田」と言い、現鎮座地とされている。
荒城郷における稲の伝来が、すなわち当社の創建に関係があるといわれ、これによって神鏡の裏面にも、「岩田山鎮座稲荷大神」とある。
例祭 9月7日
氏子 50戸
境内 1,665坪
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ひだの神社 #017
ひだの神社を順番にご紹介しています。(この項は、飛騨神職会発行「飛騨の神社」を参考にしています。)
荒城神社(高山市国府町宮地)
金幣社
祭神 大荒木之(おおあらき)命・国之水分(くにのみくまり)命・弥都波能売(やづはのめの)神
(『神社明細帳』)
二、天之水分(あめのみくまりの)神・国之水分(くにのみくまりの)神
(『特選神名牒』)
三、河伯大(かはく)命神
(「元禄検地帳ヤ『神祇志料』)
由緒 『神社明細帳』に、「創立は遠く上代」とあり、『三代実録』には、「清和天皇貞観九年(西暦867)十月五日庚午、授飛騨国従五位下荒木神従五位上」と見え、延喜式神明帳飛騨国八座の一つである。
当社の境内には、縄文時代中期の遺跡があり、多数の出土品があることを見ても、当社創立の古いことが判り、郡名を冠した社名によっても、上代よりこの地方の信仰を集めていた神社と考えられる。
もと、荒木とは「新墾」の義で、「上古此地を新墾し、墾田のために水田を祀る」と古書にもある。
当社の神像二体は、平安時代の作と推定され、内一体は眼が左右不揃であるが、これは柳田国男氏の一つ目小僧説より、当社の祭神の性格を裏付けるものと見られる。この神像二体は、県指定の文化財である。
例祭 9月7日
氏子 118戸
境内 一町二反歩
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ひだの神社 #016
ひだの神社を順番にご紹介しています。(この項は、飛騨神職会発行「飛騨の神社」を参考にしています。)
白山神社(高山市国府町鶴巣)
銀幣社
祭神 主神 伊邪那美(いざなみの)命
合祀 伊邪那岐(いざなぎの)命
菊理姫(くくりひめの)命
由緒 創立年代は不詳である。従前より当村の産土神として崇敬した。
鎌倉時代の末から室町時代にかけて存在を確認される延暦寺末寺の、天台宗清峰寺の鎮守神として、白山社を祀った。
嘉吉元年(西暦1441)に鋳造された鰐口の銘に「清峰寺白山権現」とあり、現在高山市上宝町荒原の白山社に現存している。
例祭 4月3日
氏子 58戸
境内 150坪
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ひだの神社 #015
ひだの神社を順番にご紹介しています。(この項は、飛騨神職会発行「飛騨の神社」を参考にしています。)
八幡神社(高山市国府町山本)
白幣社
祭神 主神 大神(おおじん)天皇
合祀 彦火々出見(ひこほほでみの)命
由緒 創立年代は不詳である。従前より当村の産土神として崇敬した。
社伝によると、往古勅命をもって国々に八幡大菩薩宮を祀らせられたとき、統治は荒城郷の中程であるため、先ずこの地に社殿を建立すべきであるとして、国司・郷司相謀り、奉斎した旧社だといわれる。
例祭 4月2日
氏子 22戸
境内 370坪
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ひだの神社 #014
ひだの神社を順番にご紹介しています。(この項は、飛騨神職会発行「飛騨の神社」を参考にしています。)
琴平(金刀比羅)神社(高山市国府町半田字向畑)
無格社
祭神 主神 大己貴(おおなむちの)神
合祀 崇徳(すとく)天皇
由緒 創立年代は不詳である。当社は阿多由太神社の境外社として奉斎したものとつたえられている。
例祭 4月22日
氏子 24戸
境内 335坪
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