串本に行く前に、和歌山県白浜町の日神社が、道沿いにありました。存在すら知りませんでしたが、その前を素通りすることがどうしてもできず、Uターンしてお参りさせていただきました。
ご祭神は、天照皇大神とされています。
摂社には、厳島神社があります。
ご由緒
地元の方々は日輪さんと呼んでいるそうです。
六条天皇の時代、仁安二年(1167)熊野別当の後裔の吉田少将藤原範秀が自ら所有する山林を開拓し、伊勢に鎮座する天照大神の分霊を奉齋したのが創祀。従ってこの地は伊勢谷と呼ばれているとのことです。
創建以来富田十二ヶ村の産土神で往古は社領も多く、著名な大社であったが、天正十三年(1585)に兵火にあい、長床、宝蔵、神楽殿が火災にかかって、社領も召し上げられたと言われています。
明治までは若一王子宮と称したそうです。