婆たぬきの電動歯ブラシ
ある日、婆たぬきが
「電動歯ブラシの音がとんでもなく大きくなってしまったんですが、
「電動歯ブラシの音がとんでもなく大きくなってしまったんですが、
見ていただけませんか?」
と言ってきたので、いろいろ触ってましたが、
と言ってきたので、いろいろ触ってましたが、
ぶい~~~
~~~~ん
と大きな音で鳴るばかりで改善しませんでした。
まさかと思って、
「先のブラシを新品に換えてみたら?」
といって、ブラシを新しいものに変えてもらいました。
すると、正常な音に戻ったのです。
なんと婆たぬきは、電動歯ブラシの先がひん曲がるほど
強く歯に押し付けて磨いていたのです。
電動歯ブラシを紹介する時に、
「高速で動いているから軽くさわる程度でいいからね。」
と言っておいてにもかかわらず、ブラシがひん曲がるほど押し付けて磨いていたのです。
と言っておいてにもかかわらず、ブラシがひん曲がるほど押し付けて磨いていたのです。
なぜ紹介する時に、わざわざ注意事項を付け加えて申し添えたかといえば、
一度、婆たぬきの磨いた歯ブラシを見た事が有ったからです。
毛先が大きく内側に弯曲して哀れな様相を呈していたからです。
毛先があれほど曲がるように磨く人を見たことが有りません。
ましてや、電動歯ブラシの音が変わってしまうほど強く押し付けて磨く人を知りません
かわいそうな・・・・
婆たぬきに買われた電動歯ブラシ。