写真をクリックすると大きくしてご覧になれます。photo by Sigma DP1
巡り合わせ
数年前に体調が優れず、日之本元極に通い出した方がいました。
定期的に貫頂・帯功(外気功)を受け、講座もこなして、毎日修練をまじめに続けていらっしゃいました。
その甲斐あって体調もまずまず回復し、喜んでおられました。
しかし、仕事が忙しいことから少しずつ少しずつ修練も減り始め、
次第に貫頂帯功を受けることにも足が遠のいてきました。
そうこうするうち、仕事でのトラブルが増え、儲からないのに更に忙しくなって、
ほとんど修練ができなくなります。
事はますます重大になり、体調も優れず、仕事や人とのトラブルも増えてきました。
まるで悪い方へ転がり落ちていくかのよう。
身体は最悪。
にっちもさっちも行かなくなって、再び日之本元極に顔を出してきたのです。
物事には、「巡り合わせ」があります。
全てがうまくいくわけではありませんが、成り行きが良くなれば次々に良くなり、
悪くなりはじめると悪くなっていきます。
何故こうしたことが起こるのか?
それは、全てのモノが持つそのモノ固有の波動にあります。
ある波動を持つもの(物、者)は、それと近い波動のモノ同士が寄り集まる宇宙の法則があるのです。
自分がよい波動を持てば良い波動のモノが集まってくるし、
波動が悪くなれば、回り全体も悪い物が寄ってくるのです。
ですから、弛(たゆ)まず修練を続け、ご自身の波動をより精妙に変え続ける努力が必要です。
修練を怠り、波動が悪くなれば、「巡り合わせ」も悪くなっていくのです。
熱中症と老人 2
ほとんどの人は、毎日風呂に入ったり、顔を洗ったり、歯を磨いて見える所はきれいにしています。
所で、見えない身体の中はどうでしょう?
生まれてこのかた、身体の中を洗ったことのある人はどれくらいいるのでしょうか。
ほとんどの方が、そんなこと考えたこともないはずです。
年齢を重ねるごとに、人の身体の中も汚れてくるのです。
つまり、邪気と呼ばれるモノが蓄積してきます。
その結果としての症状の一つが、加齢臭です。
邪気が蓄積してくると、溜まっている所が寒い、冷たいそして臭い感じがします。
また、その邪気が体表から外へ出て行くときも寒く感じます。
ご老人達は、身体の中で溜まった邪気の寒さが、
周囲の気温の暑さを上回るほど寒く・冷たく感じているのです。
しかし、周囲の気温は実際に高いわけですから、その熱気は身体を蝕(むしば)み、
本人は寒いままに、熱中症になってしまうのです。
この原理は、気を扱ったことのないお医者さん達には絶対に判らない、
理解できない真理です。
ですから、ご老人に「水を飲みましょう、塩を取りましょう。クーラーをかけましょう。」
と、いくら言っても、本人は暑くないのですから、それらを履行しっこないのです。
まず体内をきれいにするやり方、邪気の排出方法を教えてあげて、
毎日やり続けられるシステム作りをしてあげることです。