「放瀉貫頂・帯功」が、何故通常の貫頂帯功より排出力が著しく強くなったか?
それは、そうしたお力を授かったから他なりません。
と、前回書きました。
誰から何を授かったか?
今月になって、関西のある場所に呼ばれました。そこにいらっしゃったのは、磐長姫の命(石長媛とも書く)でした。
この神様とは、
今から15,6年前になるでしょうか、張志祥先生が日本にいらっしゃって、各地を回られたとき、岡山で初めてお会いしました。
張先生の岡山講座の前日に、東京から岡山入りした私は、ある有名な神社を訪れ、参拝しました。
駅まで歩いて帰ろうとしたとき、何故だか駅とは別の方向に行ってみたいと思って、少し歩いてみました。
すると最初の神社から数百メートル離れた所に小さな神社がもう一つあるではありませんか。
入り口の御由緒書きには、磐長姫を祀ると書いてありました。
磐長姫の命とは、古事記などの神話に、天孫邇邇芸(ににぎ)の命が天降(あも)られたとき、
その妹「木花開耶媛命(このはなさくやひめのみこと)」を見初められ、父の神「大山津見の神」に申し入れたところ、
姉の「磐長姫の命」も一緒に貰い受けてくれとのご返事。
邇邇芸の命は、醜い磐長姫の命を返し、木花開耶媛命のみを娶ったとある。
大山津見の神は、磐長姫の命を奉ったのは、その間に生まれた御子は永久に命があるようにとの理由からと口惜しがった。
つまり磐長姫の命には、人の命を延ばす力がある事を示唆しているのです。
(つづく)
写真をクリックすると大きくしてご覧になれます。