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放瀉貫頂・帯功について 7
今までお話ししてきた磐長姫の命も木花開耶媛命も、山の神と言われる神です。
山という山ほぼ総てに、一柱(神様を数えるとき、一人二人ではなく、一柱、二柱と数えます)ずつの神が配置されています。
そして山を司る神は、皆女神なのです。
男の人が、よく「家の山の神が・・・・」などというのはその名残です。
そしてその総ての山の神をまとめているのが、日枝神社に祀られる「大山津見の神」な訳です。
大山津見の神は、別名「山王様」とも呼ばれます。
木花開耶媛命は、富士山の守り神で、富士神社や浅間神社に祀られます。
便宜的には、二神は山王様の御子とされています。
磐長姫の命は、誰にも知られていませんが、人形峠の守り神です。
全国ほとんど主祭神としては祀られていません。
草津市渋川の伊砂砂神社くらいでしょうか。
(つづく)
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放瀉貫頂・帯功について 6
先日の関西のとあるところで、何年かぶり(最初の岡山からでは、15,6年ぶり)にお会いした磐長姫の命は、以下のように言って下さいました。
わたしは、「ふじのやまい」を司っている神です。この「ふじのやまい」を癒す力を ここに、私が授かってもっています。
これは、宇宙の神様のご協力の賜です。
「たま」にして、私が胸に持っていますから、これを渡しましょう。
このふたつの玉を持つ二人の者が、それぞれひとつになって協力したときにのみ、「ふじの やまい」を癒す力をさずけられます。
私は、「不治の病を治す力」を授かっている神です。
ふじ神社におります木花開耶媛命とは、また別の存在です。「ふじの やま」の象徴として彼女がいますが、わたしは「ふじなるやまい」の神です。
ふじなる やまいの ウランの力を授かっております 私が適任者なのです。
私が適任であると 指定されています。
「ふじなる やまいのもと」は あなたがたの手元に託されます。
これは、放射能を中和する力です。
身体から、排泄していく力ですから、これほど有益な力はありません。
ようやくあなたに、私の力を授けることが出来る時期となりました。
このふじなるやまいの力を手渡すために、あなた方を私の手元に呼びました。
そして雪で祓い清めた、その「ふじの やまいをいやすちから」を わたしは、あなた方にようやく渡せるときがきました。
二人に分けてわたします。この陽と陰の気があった時に、協力したときに「ふじのやまいがなおせる」ということです。
(つづく)
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放瀉貫頂・帯功について 5
一方、木花開耶媛命はというと、木の花(桜のこと)の栄えるが如く、御子も栄えるようにとの理由があったのです。
両名そろって、初めて子々孫々、長命で栄えると云う事がかなうという訳です。
導かれるようにしてたどり着いたお社で、手を合わせ目を閉じて、お参りし始めたときでした。
目を閉じているにもかかわらず、一人の和服の女性が見えたのです。
神々がその存在をお示しになられるときは、ほとんど首から下のみで、顔はわからないことが多いのですが、
この時ばかりは、しっかり見てくれというように、ご尊顔を拝む事が出来ました。
何と、神話とは大違い、絶世の美女ではありませんか。
醜いから娶らなかったのではなかったのです。
邇邇芸の命が、二つの力を受け取り得なかったのが真相でしょう。
それは、邇邇芸の命の問題ではなく、時節がまだ来ていなかったのが受け取れなかった理由だと思います。
(つづく)
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