中国湖南省へ向かう(広州にて乗り継ぎ)
張家界は世界自然遺産になっているにも関わらず、飛行機の便の非常に悪いところです。
今回も、一度広州まで南下して、そこから大きく北上するルートを取らざるを得ませんでした。
張家界には、三国志で有名な「ちょうりょう」の墓があります。
前漢建国に武勲を建てたと言われる張良は、皇帝となった劉邦が部下を次々に粛正するのを見て、
自分も危ないとさとり、南のこの地に逃げてきました。
そしてこの地で仙人になった、と言い伝えられています。
その故事から、ここの地名が張家界と言われるのだそうです。
その 「ちょうりょう」は神になったか?と、聞いてみました。
「ちょうりょう」は神にはなっていません。
戦いをするだけでは、意味がありません。
「ちょうりょう」の部下には平和を求めて、意見し戦いの戦力を練った者が複数います。
その者達は複数、神になっています。
戦いの総指揮者として、「ちょうりょう」の名前があがっていますが、
実は「ちょうりょう」ではなく、その部下達が、平和を求めて作戦を練り、
事細かに配慮をしたという点で、神になっています。
そして、また「関羽」は神になったか という質問に答えます。
三国志のストーリーの中で、武将として、リーダーとして活躍した者達の中で、
神になったのは「関羽」だけです。
彼は、指導者として平和について諭して、
部下を引き上げて戦いをすすめました。
(つづく)