人の構造について

本来は、この意識達が同じ情報を持ち、魂の指示のもと、
協力して一人の人の役割をその人生上で全うしていくべきなのですが、
歴史上また、現在の人類のほとんどが、情報のやり取り、指示の受け渡しが上手くされていません。

その為本来しなければならない生き方をしてきた、或いは、していくことが出来ずに、
生命を終えてしまっています。

その意識間の情報のやり取りと、意識の和合の働きをするのが、心の役割なのです。

元極功法では、元音と呼ばれる無形の情報のやり取りを可能にします。
功法の中で、心の居場所を自由にコントロールし、心を介在して各意識間の情報のやり取りが出来るようになるのです。

勿論その主権者は、肉体を動かす役割を持っている顕在意識が担います。

「日之本さとりの法シリーズ」「声聞法」「識眼功」「心眼功」「慧眼功」
などの功法によって、魂の声を顕在意識が聞いたり、
他人の意識や、身体の情報を瞬時に知ることで、
自分の人生の役割成就が、達成へと近づけていけます。

つまり、修練を積まない限り、これらのことは可能にならず、人の原理の理解にも通ずることが出来ません。

頭の理解で、スポーツの上達があり得ないのと同じです。
また、その実践なしでの理解もあり得ません(スポーツ原理では、頭だけの理解はあり得ます)。

(つづく)

「まつり」の形

人の構造について

人は両親のセックスにより、精子と卵子が結合し、細胞分裂が始まって、
成長し、母親の中で生育していきます。

その結合からほぼ4ヶ月を過ぎる頃、先ほど述べた心を除く4つの意識の組み合わせが決定され、
無形の肉体と共に、有形の肉体に接合されます。

それと同時に、潜在意識より、心という全く別の意識が分かれ、存在するようになります。

それらの5つの意識は、無形・有形の肉体上で、各々の役割を課され、
協力して、一人の人間として成長していきます。
社会に、そして宇宙に貢献出来るよう活動するのです。

5つの意識の役割は、別々に決められていて、
我々が自分だと認識している意識はこの中の顕在意識にあたり、
主に肉体を動かす役割を担っています。

潜在意識は、顕在意識を補助し、肉体を管理します。
よって、潜在意識、顕在意識を合わせて、肉体意識或いは、希に物質意識と呼びます。

魂は、この五つの意識を統括し、この一人の人間が背負った役割をこなすのには、
どのようにしたらよいかを指示・伝達します。

本性は、その魂の補助的役割をこなします。
補助的役割をしながら、その意識が、魂に昇格したとき、どうするのかを学びます。
(つづく)

「まつり」の形

人の構造について

そして、それら五つの意識は、全く独立した別の存在としての意識であるという、驚くべき事実があります。
一人の人間の中に別の意識が存在するという今までの我々には考えることの出来ない複雑な構造なのです。

「そんなことはない。私の意識は一つしかない。もし五つもあるのなら、とっくに混乱しているはずだ。」
と、貴方は仰るでしょう。

しかし、真実は真実なのですから、貴方の納得がいくようご説明したいとは思っています。

これら無形のことは、頭で考えても絶対理解出来ないことなので、合点を得るには、
唯一「元極功法」で修練を積んでいただくしか無いとも言えます。
よって我々元極修練者が到達している所までを、
あなた方の理解・不理解に関係なく、お伝えしていくしかありません。

一人の人の意識構造は、零細企業のような成り立ちです。
五つの意識のうち、心だけは特別な存在ですが、後の四つには順列というか、地位があります。

潜在意識 ―> 顕在意識 ―> 本性 ―> 魂

という順です。
(つづく)

「まつり」の形

旅先で

張家界の神々の教えは続きます。

今後、地球が、どんなに過酷な環境に変化したとしても、
肉体が一定に保たれるような調整力を持たねばなりません。

それには、元極図から発展した「もとつきわみ図」と、
十字真言から発展した「十二字真言」の力が必要です。

あなたがたのもとつきわみ図中の皇極の和する力とは何か、
それは、中脈にその秘密があります。

中脈は、縦のもとつきわみ図が、聚積して皇極の重なったところですし、
横のもとつきわみ図の皇極が聚積したところです。


中丹田から命門のラインは、縦のもとつきわみ図の皇極が聚積したところです。
その十字にあたるところを一緒に意識して、
12字真言を唱えることによって、全体の調和が図られるのです。


あなた方自身が、皇極の存在だと思って今後元極功法を普及してください。
皇極としての影響力を全世界に広げて、
元極の影響力を及ぼして行ってください。

(完)

「まつり」の形

旅先で

張家界の美しさ(黄龍洞)

黄龍洞の神様が仰います。

黄龍洞の美しさ、中国が世界に誇る文化遺産の中でも、
この地の美しさは、目を見張るものがあります。
人の手で創ってきた文化遺産もすばらしいのですが、
自然が創りあげた地形も、また絶景です。

この自然が創り出した環境は、人の手によって真似が出来るモノでもなく、
何万年もの歳月が創り出したものですから、
私はあなたがたに、自慢をしたいと思います。

日本にも美しい地形はあるかと思いますが、
この地の地形はそれにも増してすばらしいものです。

大陸型の鷹揚さと、スケールの大きさが作り上げた自然の絶景です。
大変誇りに思います。
どうぞ、この自然の大いなる、厳しさと時間の長さによって作り上げられてきた、
自然の美しさを満喫してください。

私はあなたに伝えたい。
自然の美しさが失われて、また恐怖の時が訪れます。
そして、恐怖の時が訪れたそのあとには、また美しい自然が出来上がっていきます。

こうして時が刻まれて、歴史が繰り返ししていくのです。

(つづく)

ご神徳