中日ドラゴンズ・浅尾拓也投手 と 金峯山寺(きんぷせんじ)・金剛蔵王権現
先日アップしたのですが、どうした訳か写真等が欠落していました。
と言うわけで、再掲載します。
浅尾投手の投げ終わったフォームを見ると、金剛蔵王権現を思い出します。
よく似てるでしょ?
憤怒の形相で、邪悪を蹴散らす所が、ピッタリですよね。(相手チームのバッターさん、御免なさい)
奈良の金峯山寺・蔵王堂、秘仏・三体の金剛蔵王権現が久しぶりに公開されました。
先日、見に行ってきました。
2001年以来です。
見てきたのは下の写真のもの
中日ドラゴンズ・浅尾拓也投手の不振 2
浅尾選手の不振は、簡単に言えば、疲れだ。
どういう風に疲れているのか?
まず、上腕二頭筋が疲れている。
この筋肉は比較的鍛えやすい筋肉だが、彼の投げ方では、ここが疲れる結果となる。
その結果、腕の振りの粘りとしなやかさが失われるのだ。
次に、彼の一番の特徴である、足の突っ張りのもと、股関節だ。
特に左の股関節、勿論右も同様だが、股関節部の気の流れが悪く、ここに滞りが出来ている。
股関節部のしなやかさが、周りの筋肉と共に大きく落ちているのだ。
よって、ステップ幅に狂いが生じ、球離れも早くなっていることから、高めに浮くようになっている。
つまり、股関節を中心にして、前腕部のこり、痛み、気の流れの障害、これらが疲労となって重なっている。
身体の疲労=身体が痛んでいると、表現した方がいいかもしれない。
対策は、身体の柔軟性をもどしていけば、気のながれも回復していく。
股関節を中心として、全身のストレッチを徹底的にすると共に、
筋肉を休ませることだ。
出来たら、毎日の「出毒素風呂」の入浴。
「天のまなみ」でのマッサージ。
そして、「貫頂」を受けて経絡を通して貰う。
彼は、それらの存在を知らないから、無理といえば無理か。
今後、加齢に備えて筋肉の質が落ちてくるので、
投球フォームを変えていくことと、投球術を身につけること。
ただ、フォームを変えるといっても、下の写真に見られるように、
彼の長所=一見コントロールの定まりそうもないフォームにも関わらず、頭がぶれない、傾かない。
という良さは変えないで貰いたい。
これが、今のコントロールを保っているのだ。
これらが彼の投手寿命を長くするための大きな課題だ。
このしなやかさが、浅尾選手の最大の武器だ。