絶食・絶飲食錬功会 40
ニラ・ニンニクなど、臭い植物を食べてはいけないのか(新出)
一般的に、修行僧や修練者などは、臭いの強い野菜を肉などと共に忌み嫌います。
何がいけないのでしょうか?
ニラなどは、臭いのと、その成分や作用から、肉体が一度に処理できません。
体外に臭いと共に、邪気が排泄することになります。
修練をしている者達は、体外への排泄が大きいので、
人に接するときには、 止めた方がよいと思います。
ただし、肉体的には、陽の気を補うことになりますから、
身体を整える点からは、悪いということではありません。
陽の気が不足しているときには、有効です。
一度に多く摂取したとしても、邪気として臭いとともに体外に出ていくことが多いので、
そこのところを勘案することです。
従来から、人の体感として、ニンニクやニラなどを食べると、臭いが周囲に散っていくことは、
経験しているでしょうが、修練者にとっては、大きな量になるので、
周りにもたらす影響が大きいことことが問題点でした。
特に貫頂や帯功の時、受講者に対して、その臭いを含め注入してしまうこととなり、
不快に思われてしまう可能性があります。
食べない方が良いかということですが、
食べても特に身体や修練への悪影響は、あまりないといえます。
ニラや、ニンニクなど臭いの強い食べ物は、
身体に活力を与えるという点から見ますと、非常に有益です。
身体に、活力を与えられた細胞から、多くの邪気がでます。
これは、身体にとって刺激的な良い食物だと言えます。
刺激的であるからこそ、身体からの排泄を促しているのです。
その他にも同類の物が有るのかといえば、
たまねぎ等、同じような成分を含んだものが、その対象となります。
もちろん、身体に刺激を与える成分の量は、
圧倒的にニラやニンニクの方が多いので、臭いも差が出てきます。
絶飲食・絶食錬功会 39
元極功法修練者と排泄
(新出)
元極功法修練者は、排泄する方法を幾通りも持っています。
通常では、排便ぐらいしか方法がありません。
修練者は腎機能を高めて、小便からも、大便からも、または、
毛孔竅穴からもエネルギーを取り入れる三門からも排泄が可能です。
中でも、毛孔竅穴からの排泄は、一番効率的になされるわけです。
幾通りもの排泄手段を持っているので、きわめて有効に排泄がなされます。
悪いモノを排泄するという意味では、
それによって消化吸収も良くなるという点とともに、きわめて効率がよくなります。
絶食をすると、排泄はより強力に毛孔竅穴からされるようになります。
元極功法修練者が、絶食をすると悪いモノは、
更に効率良く全ての方法を使って、排泄されることになります。
絶食・絶飲食錬功会 38
食べ物と人の身体 保食(うけもち)の神
(091027掲載済み)
絶食や僻穀(へきこく)等の時に、担当としてご指導いただくのが、
一般的には食べ物の神とされている保食(うけもち)の神です。
食べ物に関する神が何柱(神様は、一人、二人と数えるのではなく、一柱、二柱と数えます。)もいらっしゃるので、
保食の神にどう違うのかお聞きしてみました。
私は、食べ物を創るということを受け持っているのではなく、
食べ物が人の身体にどう作用するか、というようなことを受け持っています。
人や動物の身体にとっての「食べ物の価値」という部門を受け持ってます。
私には、このあなた方の絶食等を受け持つことが適任なのです。
また別に、食の神といわれている、宇迦の御魂の神は、
作物を作る、創らせる、拡げていく、穀類を保存して食べ物として拡げていく仕事をします。
私とは、全く仕事の内容が違っています。
また同じく食の神といわれている、大宜都比売(おおげつひめ)は、
食べ物を創る者と、「食べ物」にしたてて行く中間の仕事をしていきます。
保食という字は、「食のイロハの+(神)」という意味です。「保」という字を分解すると
イ ロ ハ に + と分けられます。「+」は、神という意味です。