神社・仏閣

キャノンS90  

通りすがり

通りすがりに、今時では使わない、珍しい言葉を見つけました。

東司=トイレのことです。

トイレには、いろいろな呼び名がありますよね。

圊(せい)、厠(かわや)、行厠(こうし)、浄房(じょうぼう)、手水場(ちょうずば)、

後架(こうか)、憚り(はばかり)、雪隠(せっちん)、御不浄(ごふじょう)など。

まだまだ沢山ありますが、皆さんも思い出してみて下さい。

シグマDP2Merrill(メリル)

指定行脚


キャノンS90

神社・仏閣

キャノンS90

指定行脚


キャノンS90

神社・仏閣

キャノンS90

科学で解明できないこと

「あおいとり」さんのブログに、「金木犀」の事が書かれています。
クリック
私は今から18年ほど前に、その金木犀ではなく、銀木犀に深い思い出があります。

早朝の静けさは、突然の喧噪によってかき消された。

「どん、どん、ど~ん。」

「増田先生、増田先生、おはよう御座います。起きて下さ~い。」

何事かと思うドアのけたたましい音と、呼び声。

目を擦りながら、開けたドアの外に立っていた弟子の一人が

「先生の香りの元が判りました。直ぐ来て下さい。」

と、急(せ)かす。

急いで着替え、弟子の後に続いて行く。

ホテルのロビーを抜け、外に出る。

そこから下る階段の右横に、人の二倍位の高さがあろうと思われる木が、

白い小さな花をこぼれんばかりに咲かせて居るではないか。

昨夜は遅くて、暗いその階段を気にすることなく通り過ぎてしまったが、

朝になってみるその美しさは、見とれんばかりだった。

その木に近づいてみると、ほのかに優しい香りが漂っている。

正に、東京で二週間ほどの間、私から出ていた香りに違いない。

金木犀の「ここで私が咲いているわよ。」といった強烈な自己主張のある香りではなく、

近づいてくれる人だけを密かに楽しませるような、奥ゆかしい香りだ。

それが故、昨夜ここを通ったにも関わらず、誰も気がつかなかったのかもしれない。

「何故、この蓮花山のこの花の香りが、私から出ていたのだろうか?」

直線距離でも 2500Km程も離れている東京と鄂州(がくしゅう)市蓮花山。

その距離を超越して、どうして香りが届いていたのか?

それから随分後になって、その理由が判ってきました。

九月の下旬になって、蓮花山行きを決めていた私が、いよいよもうすぐと期待が高まり、

無意識下で、無形の世界で蓮花山と自分を連結していたのです。

こうした修練の世界を深く体験したことのない人々には、想いもよらないことでしょう。

その銀木犀のあったホテル九州楼は、2001年頃閉鎖され、

今では近づくことさえ出来ない状態になってしまいました。

その後、その銀木犀の香りは、私から一切出ることはなくなりました。

しかし、今でもその銀木犀は、毎年今頃、

私の心の中で満開の花を咲かせ、芳(かぐわ)しい香りを漂わせてくれています。 

シグマDP2Merrill(メリル)

指定行脚

キャノンS90

神社・仏閣

キャノンS90

科学で解明できないこと


「あおいとり」さんのブログに、「金木犀」
の事が書かれています。
クリック
私は今から18年ほど前に、その金木犀ではなく、銀木犀に深い思い出があります。

その頃、中国蓮花山では、年に四回、大きな講座が開かれていました。

正月、旧正月、旧5/5の端午(たんご)の節句、旧9/9の重陽(ちょうよう)の節句です。

重陽(ちょうよう)の節句について、ウィキペディアでは、次のように説明しています。

重陽(ちょうよう)は、五節句の一つで、9月9日のこと。

旧暦では菊が咲く季節であることから菊の節句とも呼ばれる。

陰陽思想では奇数は陽の数であり、

陽数の極である9が重なる日であることから「重陽」と呼ばれる。

奇数の重なる月日は陽の気が強すぎるため不吉とされ、

れを払う行事として節句が行なわれていたが、

九は一桁の数のうち最大の「陽」であり、特に負担の大きい節句と考えられていた。

後、陽の重なりを吉祥とする考えに転じ、祝い事となったものである。

邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり、

菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして祝ったりしていた。

また前夜、菊に綿をおいて、露を染ませ、身体をぬぐうなどの習慣があった。

現在では、他の節句と比べてあまり実施されていない。

その年、私はその重陽の節句の講座を受講することにしていて、

先ほどの疑問は棚上げにしたまま、20名ほどの修練者を連れて中国に渡りました。

当時、中国行きの便はそれほどなく、

成田から上海へ渡り、国内便で武漢まで移動していました。

そして蓮花山への到着時間は、決まって深夜。

その時も、夜中の1時過ぎに蓮花山内の外国人向けホテル

「九州楼(きゅうしゅうろう)」に着いて、直ぐ休んだのでした。

シグマDP2Merrill(メリル)