ステロイド 19
冷やして楽になる病と、暖めて楽になる病があります。
病状が楽になるということと同じように、足りぬものを補うという点で、
全く違う病であるとは限りません。
同じ病 が、その季節によって起きる症状が違うということも有ります。
環境に応じて変化できない、硬くてその許容範囲が狭く、
環境に応じることが出来ない ことが一つの大きな原因です。
適応できる温度の範囲がきわめて限定されているという点で、
忍耐力のない細胞ともいえるでしょう。
午前中に寒いといって暖房を点けました。
思いましたが我慢してお付き合いしていました。
午後になって仕事を始めるとき、その同じ女性が「暑い」といって冷房を入れたのです。
たぶん暖房を入れていたときと室温は1,2度しか違っていなかったでしょう。
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ステロイド 18
膠原病と六気 1
少しステロイドから離れてしまいますが、膠原病と六気のことを書きます。
膠原病を東洋医学的に見ると、その種類の中には、「風 寒 湿」のものと「風 暑 湿」のものがあります。
この二つの病状や症状を考えてみます。
中医では、人の環境を六気といって、風 寒 暑 湿 燥 火の程度によって、六淫となり疾病を引き起こすことがあります。
ただし、臓腑の病理変化による風 寒 湿 燥 火の症状とも酷似しているので、
外感六淫と内生五邪をしっかりと区別する必要があります。
「暑さ、寒さも彼岸まで」と、昔から言われているように、
「風 寒 湿」は、寒気に満ちた季節に影響されて起きる病です。
そして「風 暑 湿」は、その逆に暑い季節に起きる病を指します。
皆さんが、既に体験しているように、寒い季節には身をかがめて、縮めて、縮こまった身体が腎を冷やします。
暖めると、症状が緩和し、楽になることからこの病が、わかります。
関節と関節、骨と骨の間の結合織が硬くなって縮こまり、
身をかがめて生きる症状が出るような病の事を指します。
次に「風、暑、湿」に代表される病は暖かくなったときに、起こる病です。
それは肝臓にたまる汚れのように、あたたかくなって皮膚が炎症を起こして、
または関節が炎症を起こして、痛みを増してくる病です。
腫れて、じゅくじゅくになって、拡張して痛みを増します。
冷やすと楽になるように、熱することで起きてくる病です。
冷やして楽になる病は、この類に属します。
ステロイド 17
膠原病のメカニズム 8
仕事で水を触ることはそれはそれで続けていけばよい
出毒素風呂は、まずいのではないか。
水分を排泄できるのかという疑問が涌きます。
体験していることだとおもいますが、出毒素風呂から出た後に異常に汗をかくとか、
悪い部分だけの皮膚に湿疹が出来たりとかということが起きます。
膠原病などの病にも非常に有効に作用します。
それがこの功法の秀逸な所と言えます。
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ステロイド 16
なんら制限する必要はありません。
そういう排泄機能を丸く納める機構が働きます。
余分になった水分を排泄していこうとする力を徐々に獲得していきます。
人が風土や仕事と折り合いをつけていくために、
身体が環境に順応して、適応して、折り合いをつけることもできます。
環境と折り合いをつけていくことが可能になります。
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ステロイド 15
炎症を起こすメカニズムも、攻撃するメカニズムも、次々にわき起こっていきますから、
同時にこの作業を行わなければならないのです。
身体の外からステロイドホルモンを補足する方法は、悪魔の方法ともいえます。
炎症をおさめた後に免疫機構に対して、攻撃をいなしてあげる。
そして、免疫機構の調和と調整を図るのです。
調整を図っていけば十分に変化していきます。
水浸しになった細胞は水分を離して血液の中に放出します。
手放すことがされているわけですから、
身体の外に排泄する力さえあれば、十分に回復できます。
毛孔竅穴からの無形の排泄が、汗を伴って有形になったりする、
この功法での作用が有れば、これらの対応が極めてスムーズに、
そして有効に展開できると思います。
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