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膠原病と六気 2

膠原病の中の、同じ結合織問題のトラブルによって起きる病でも、

冷やして楽になる病と、暖めて楽になる病があります。

しかし、これは、同じ人が季節によって違う対応をすると、

病状が楽になるということと同じように、足りぬものを補うという点で、

全く違う病であるとは限りません。

同じ病 が、その季節によって起きる症状が違うということも有ります。

つまりは、身体を柔軟に保っていく、骨を支えていくような細胞の組織である結合織が、

環境に応じて変化できない、硬くてその許容範囲が狭く、

環境に応じることが出来ない ことが一つの大きな原因です。

抵抗力のスイッチの範囲が限定されている、

適応できる温度の範囲がきわめて限定されているという点で、

忍耐力のない細胞ともいえるでしょう。

実際に私が体験をした例をお話しします。

随分前の話ですが、6月のある日、同じ部屋で仕事をしていた女性が、

午前中に寒いといって暖房を点けました。

「暖房を入れるまでもないがなあ」と、

思いましたが我慢してお付き合いしていました。

午後になって仕事を始めるとき、その同じ女性が「暑い」といって冷房を入れたのです。

たぶん暖房を入れていたときと室温は1,2度しか違っていなかったでしょう。



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膠原病と六気 1

少しステロイドから離れてしまいますが、膠原病と六気のことを書きます。

膠原病を東洋医学的に見ると、その種類の中には、「風 寒 湿」のものと「風 暑 湿」のものがあります。

この二つの病状や症状を考えてみます。

中医では、人の環境を六気といって、風 寒 暑 湿 燥 火の程度によって、六淫となり疾病を引き起こすことがあります。

ただし、臓腑の病理変化による風 寒 湿 燥 火の症状とも酷似しているので、

外感六淫と内生五邪をしっかりと区別する必要があります。

「暑さ、寒さも彼岸まで」と、昔から言われているように、

「風 寒 湿」は、寒気に満ちた季節に影響されて起きる病です。

そして「風 暑 湿」は、その逆に暑い季節に起きる病を指します。

皆さんが、既に体験しているように、寒い季節には身をかがめて、縮めて、縮こまった身体が腎を冷やします。

暖めると、症状が緩和し、楽になることからこの病が、わかります。

関節と関節、骨と骨の間の結合織が硬くなって縮こまり、

身をかがめて生きる症状が出るような病の事を指します。

次に「風、暑、湿」に代表される病は暖かくなったときに、起こる病です。

それは肝臓にたまる汚れのように、あたたかくなって皮膚が炎症を起こして、

または関節が炎症を起こして、痛みを増してくる病です。

腫れて、じゅくじゅくになって、拡張して痛みを増します。

冷やすと楽になるように、熱することで起きてくる病です。

冷やして楽になる病は、この類に属します。

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膠原病のメカニズム 8

(一)外部から ステロイドを入れない

(二)日之本元極功法を修練する

(三)日常生活は、過度な水との接触をさけるけれども、

仕事で水を触ることはそれはそれで続けていけばよい

こうした生活の継続で、膠原病の類いから脱することが可能です。

出来るだけ水分から脱することが必要となれば、

出毒素風呂は、まずいのではないか。

それとも、出毒素風呂は水の中に入るのに関わらず、

水分を排泄できるのかという疑問が涌きます。

すでに出毒素風呂に入ったことがある方は、

体験していることだとおもいますが、出毒素風呂から出た後に異常に汗をかくとか、

悪い部分だけの皮膚に湿疹が出来たりとかということが起きます。

これは、邪気の吹き出しによるものです。

邪気を吹き出すと共に、有形の水分も吐き出すことが出来ます。

有形の水の中に入りながら、無形の邪気や水分も、排泄しているのです。

したがって、常識的には相反するような出毒素風呂への入浴は、

膠原病などの病にも非常に有効に作用します。

それがこの功法の秀逸な所と言えます。

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膠原病のメカニズム 7

日常的に水を浴びる、接するようなことを避ける必要はあります。

しかし日本人が、入浴など伝統的に生活の中に取り入れてきたものについて、

なんら制限する必要はありません。

水に入るような仕事をしている者は、

そういう排泄機能を丸く納める機構が働きます。

身体というものは不思議なもので、

余分になった水分を排泄していこうとする力を徐々に獲得していきます。

その獲得していくような免疫のシステムは、その者に備えられています。

それによって、民族は風土と折り合いをつけて、身体、体質が変化していったわけです。

最初から、与えられた風土に住むということで与えられた力もありますが、

人が風土や仕事と折り合いをつけていくために、

身体が環境に順応して、適応して、折り合いをつけることもできます。

その人の持つ適応力を刺激してあげれば、

環境と折り合いをつけていくことが可能になります。

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膠原病のメカニズム 6

それぞれ、どうしたら良いのか?

三つの作業は、三つでありながら、それは同時に行わなければ全く意味を持ちません。

炎症を起こすメカニズムも、攻撃するメカニズムも、次々にわき起こっていきますから、

同時にこの作業を行わなければならないのです。

三つのことは、全てステロイドホルモンの分泌刺激ということで、問題の解決が出来ます。

医療は、それに気がついて、成功を収めているように思っていますが、

身体の外からステロイドホルモンを補足する方法は、悪魔の方法ともいえます。

強いステロイドホルモンの力で、まずは炎症を抑えて、

炎症をおさめた後に免疫機構に対して、攻撃をいなしてあげる。 

その後に強い刺激や攻撃をするべきではないという情報を与えてあげる。

そして、免疫機構の調和と調整を図るのです。 

それは、日之本元極功法の長寿長生法や元音の力によって、

調整を図っていけば十分に変化していきます。

そして、三つ目には炎症が静まれば細胞は水分を離します。

そこで排泄機能が充分であれば、

水浸しになった細胞は水分を離して血液の中に放出します。

細胞から分離された水分を排泄する力があれば、

手放すことがされているわけですから、

身体の外に排泄する力さえあれば、十分に回復できます。

その力とは、腎臓の働きが上手く機能したり、

毛孔竅穴からの無形の排泄が、汗を伴って有形になったりする、

この功法での作用が有れば、これらの対応が極めてスムーズに、

そして有効に展開できると思います。

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