ステロイド 23
そもそも無形の気で充満して、関節や関節包などは、覆うように、
無形の気の膜が張られていて、その膜で覆うようにして、圧迫感を形成しています。
その圧迫感で、成長する骨端線が伸びて行くことが起きてきます。
注2:骨端線==骨端線
骨の端にある軟骨が骨にかわってゆく境目の部分。
この軟骨と骨の境目の線があるうちは骨は縦の方向に成長(いわゆる手足が伸びる)できますが、
大人になるにつれ骨端線はなくなり骨の成長が止まります。
医学的には骨に【骨端線】が残っている時期までが成長期。
男性・・・17歳~18歳
女性・・・15~16歳 ぐらいまです。
しかし、人により男性で25歳、女性で22歳ごろまで骨端線が残っていて、
伸びる(成長期)場合もあります。
骨端線の確認
病院で手や足のレントゲンを撮ってもらうと簡単に判ります。
ただ、撮影する場所によっては、判りにくい時もあるので「骨端線」を確認したいとハッキリと伝えた方がよいようです。
ですから、気の膜が、貼られることによって、保持された、
骨端が成長するように導かれていくわけです。
骨折した部位の仮骨形成の時においても、気で覆うことができるならば
仮骨が早く形成するのです。
気の少ない高年齢者では、仮骨が形成されにくい状況が起きているので、骨折が回復しにくいのです。
ペルテスの子供に、アトピーの症状の子供が多い傾向があります。
それは何故かと言えば、ペルテスの発病の原因の一つに、
ステロイド剤の投与によることがあるからです。
前述のように、ステロイド使用によって、股関節の中、
および身体全体が、強力に虚の状態と化すからです。
子供達は、もともと、大腸の動きがわるく、大腸に導かれる経脈の通りが悪いことがあげられます。
そのために、股関節へも、虚の状態が起きやすいというわけです。
この頃は、学童期ですから、身体を動かすことが多くなるわけですが、
股関節が虚の者にとっては、身体を良く動かすということと、
ペルテスの発症とは、大きな関わりがあるのです。
ステロイド 22
体重をささえ、行動を支えるための股関節は、強固に創られていなければいけません。
股関節内の血流、骨頭を養う血流、血行が断たれる主な原因は、
「虚」の状態が主な原因だと思われます。
その虚となる原因については、使われるエネルギーが、その元となる先天エネルギーから、
後天エネルギーにへと、移行していく時期に関連しています。
問題はありませんが、活発で運動量が多い子供の体質においては、一時的に虚になることが、考えられます。
そのエネルギーの移行時期の不適正さによって、
この股関節内の血流障害が発生するわけです。
(大腿骨頭(だいたいこっとう))といいますが、 なんらかの理由でこの部分の血行が悪くなり、腐っていく(壊死(えし)する)病気です。
股関節の動きも悪くなり、症状が進むと、悪いほうの脚は細く、短くなります。
MRI検査は、子どもの関節軟骨の状態もよくわかり、ペルテス病の治療に役立ちます。
体重を悪い脚にかけない(免荷(めんか))ことがたいせつになります。
動きがよくなったら、股関節の装具(西尾式)をつけて歩かせます。
さらに支柱で体重を支えて、股関節の負担を軽くするものです。
階段の昇降ができるようになります。
また、サッカーなどもできるようになります。
大腿骨の骨切り術を行ないます。