黄帝が、中焦の形と場所を教えて下さいました。
あなた方が、今、痛いと言っている、その場所が中焦の場所です。
その場所を知らせています。
(横隔膜のすぐ下、膏肓のあたりが痛い)
今日は右側、先日は左側が、痛かったと思います。
このように、中焦を中心にして、楕円形のような形ではなく、
中心部は細くて、横に拡がっている細長い蝶の羽のような、蜂の羽のような、
そういう形を思い浮かべてください。
これが中焦です。
中丹田を中心にして、横に拡がって、背中を通じて臍で小さくなっている。
それが中焦の形です。
なぜ、このようになっているのかというと、全身に気を送るためです。
まるで、細いところから全身に行き渡るために、
中丹田にすべての中焦の気のエネルギーが集約されています。
そこから、命門と中丹田と心包絡、
三つの三角点を起点として、気が循環しているということです。
その気の循環がなされている、三角形の頂点が気を押し出しています。
その気を押し出したときに、気が全身に拡がるときに、
衛気も充実していく。
そういうタイミングがあります。