祝詞 3
あくまでも私の意見ですが、
皇命(すめらみこと)とは、その昔の時代に、
神々全てをまとめていらっしゃる幹部集団に属する神のことを、
その様に呼んでいて、初代天皇「天の岩戸天皇」、
二代目「天の香具山天皇」、実際は3代目ですが、
現代的には初代とされている「神武天皇」など、
幹部集団中の神が肉体を持ってこの世を治められた為、
皇命(すめらみこと)と言われていたわけです。
実際には現代的に15代天皇「応神天皇」までが、
神であられた訳ですが、人々は明治時代になる頃まで、
人である天皇を皇命(すめらみこと)とお呼びしていたようです。
回り道をしてしまいましたが、
祝詞の原型は寿詞(よごと)であって、
神々が皇命(すめらみこと)に対して、
ご守護への御礼と忠誠を誓う言葉だったのだと思います。
その後、人々が神に対して、ご守護への御礼を申し上げる言葉を、
祝詞と言うようになったのではないかというのが私の考えです。
祝詞 2
ところで祝詞ってなんでしょう?
神社であげられている祝詞の中にも、いろいろ種類があるようです。
例えば特定の式典であげるように作られている祝詞、
神様に対してお願いをしている祝詞、
ほとんど神様の名前だけを羅列している祝詞、
意味不明な祝詞などです。
神社にお参りするときは願い事をしないように、
常にご守護をいただいている御礼だけを申しあげて来なさいと、
私は常日頃から皆さんにお伝えしています。
もともと祝詞というものは、そういったものではないのかと考えています。
祝詞の中に、寿詞(よごと;寿司ではありません)というものが有ります。
その解説の多くは、天皇に対して忠誠を尽くすことを述べる言葉としています。
それは中臣の寿詞とか、
注:中臣氏(なかとみうじ)は、「中臣」を氏の名とする氏族。
古代の日本において、忌部氏とともに神事・祭祀をつかさどった中央豪族で、
古くから現在の京都市山科区中臣町付近の山階を拠点としていた。
天児屋命(アメノコヤネ)を祖とする。物部氏とともに仏教受容問題で蘇我氏と対立した。
中臣鎌足は645年の大化の改新で活躍し、669年の死に臨んで、藤原姓を賜った。
以後鎌足の子孫は藤原氏を名乗ったが、本系は依然として中臣を称し、
代々神祇官・伊勢神官など神事・祭祀職を世襲した。
天神(あまつかみ)の寿詞という言葉が残っているし、
これらの寿詞が
皇命(すめらみこと)に奏上したと説明する学者がいるからです。
祝詞 1
ばばたぬきのブログに、大ばばたぬきが毎日祝詞をあげていたら、
アパートの他の部屋の人たちが次々と子宝に恵まれ、
「幸せいっぱいアパート」になったと書いてありました。
直接話を聞くと、それだけではなく隣の部屋に居た
「ちょっとしたことで怒鳴りこんでくるおばさん」は、
転居していったということです。
しっかり修練をしたり、純粋な気持ちで祝詞をあげ続けたり、
自分の住んでいるところの気の場を良くする工夫をしたりすれば、
周りにも影響が出て、周囲全体が良い環境になるということでしょう。
良くなった気の場の波動に合えば、
さらに環境が良くなるところに住んで行けることでしょうし、
その良い気の場の波動に自分を合わせることができなければ、
そこから去るしかないわけです。
自分だけが良くなろうとすれば、
自分の波動もそこまでのものだということです。
ところで祝詞ってなんでしょう?