元極功法の元は、太一道ですが、
成立は800数十年前のことであり、
詳しくは明らかになっていません。
平河出版社の道教事典には次の様にあります。
太一教
12世紀の中葉、金・宗両朝の戦乱の舞台となって荒廃した
華北地方に成立した新道教教団の1つ。
開祖は簫抱珍。お札を重視し、教主は代々開祖の姓に改める規定があるので、
天師道と関係があるとの説もあるが、戒律があり、中道を尚ぶので、性格はかなり違う。
開教直後から人気が集まり、汲県から山東省に広まる。
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第八祖以後の様子は不明。
ところが、 1990年代に安徽省の比干廟にて
ーーーー中略ーーーー
第八祖以後の様子は不明。
ところが、 1990年代に安徽省の比干廟にて
太一道の碑が見つかったというので、
一昨年行ってみました。
するとその石碑には、掌門人の名前が初代から33代まで
書いてあるではありませんか。
以下に写真を載せますが、
石碑の裏にようやくひと1人が入り込めるだけの隙間しかなく、
うまく写真が撮れませんでした。
しかし、 1枚目の写真の中央に、初代掌門人
「簫抱珍」の名前が見て取れるでしょう。