中国

西寧の蔵医薬文化博物館について

チベットに行くことを決定した時、旅行手配してくださったところが、

高地に慣れていない私に気を使って、チベット鉄道を手配してくださいました。

このチベット鉄道のチケットは、大人気で中国国内でもなかなか手に入れることが出来ないそうです。

毎日、発売即完売だということです。

標高2,200メーターの西寧から、4,500メーター以上の高地を通り、

3,650メーターのラサへと移動しました。

飛行機で一気に富士山の山頂と同程度の高さのラサ市内に行けば、

高山病の危険があるのです。

鉄道で一晩かけてゆっくり行けば、体が慣れ、そのリスクが下がります。

つまり西寧には、たまたま寄っただけという事なのでしたが、

時間の関係上、蔵医薬文化博物館などの見学もしたわけです。

西寧、ラサ両方に訪れた後の現在に考えてみると、

全く貴重な体験を神様はさせてくださったものだと感謝しています。

それはなぜかというと、チベットに行った最大の目的、

「チベット医学、チベット薬学」の吸収には、

西寧の蔵医薬文化博物館は、欠かすことのできない場所だったのです。

チベットラサのこれは思うところを何箇所か訪れましたが、

「チベット医学、チベット薬学」は、もうここには伝えられていませんでした。

ところが、青海省西寧の蔵医薬文化博物館で、

脈々と伝えられ続けてきたチベットの宝を受け取ることができたのです。


修練の心得


先週末(6/4,5)、東京で初めての集中錬功会を開催しました。

集中錬功会というのは、二、三日に限定して、

集中的に且つ連続して修練することです。

もちろん、常日頃から申し上げている通り、

毎日欠かすことなく継続して修練することが

重要な事は言うまでもありません。

それに加えて、時々集中的に修練することは、

功力の飛躍的な向上をもたらすことがあります。

高山の新宮修練舎では、週2日の休日を除いて、

毎日午前中に錬功会を開催しています。

それには熱心な修練者の方々が、ほぼ休むことなく参加されています。

それらの方々は、そのときだけではなくご自宅に帰えられてからも、

加えて修練されています。

にもかかわらず、 新宮修練舎で開催される

月に一、二回の集中錬功会にも参加されるのです。

この方々のそれぞれが、

自分の体内や他人の体の中の気の流れをを感じることができたり、

邪気の存在や臭いを嗅ぎ分けたりすることができるようになっています。

この爺ぃも、今でも若いですが、もっと若い時、

時々、一日に15時間とか16時間ぶっ続けで

修練した事を思い出します。

今後も、高山だけではなく、東京、名古屋などでも

機会があれば開催したいと思っていますので、

ぜひご参加いただくようお勧めいたします。

生き方

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迷ってちっとも決断でいない人に腹が立つ

ということが書いてありました。

彼女は自分がもっと寛容になれば良いと結論づけていました。

実は私、かめ爺も、結論をなかなか出せない人に腹が立ちます。

20代の頃、勤めていた会社の社長が

高校・大学と留学経験のある人で、「decision making(意思決定)」について、

非常に厳しく指導いただいたからです。

それだけではなく、元極功法をやり始めてからは、

さらにその傾向が強まったように思います。

つらつら考えてみますに、

迷うという行為は精神的に膨大なエネルギーを浪費します。

しかれども、迷う行為で何かが生み出される

という事は決してありません。

どちらにしようか、どの道に進むのか決定する事は、

何か新しいその決定につながる情報が入ってこない限り、

迷っているだけでは何の進展もありえません。

よって、新しい情報が入らない限り、

迷う事はエネルギーの浪費というマイナス点しかないのです。

なぜ元極功法をやり始めてから、

逡巡することに反発が強まったかと言えば、

声聞法、さとりの法シリーズ、識眼功、心眼功、

人天交会・慧眼功等の功法によって、

正しい道の選択能力が大幅にアップしているからに他なりません。

自分の魂から正しい情報を正確に受け取り、

その通りに決断し行動すれば、

過つ事を選択しなくなります。

それなのに、くだらないことであっちにしようかこっちにしようかと、

時間と自らのエネルギーを浪費することに、

腹が立つのです。

日常的な物事の選択の時から、

なるべく短い時間で意思決定できるように訓練すべきです。

勿論その時ご自分が持っている情報を隈無く精査しての話です。

迷ったあげく出した答えは間違っていることが多いものです。

いざという時に、選択ミスしないよう、

普段からのトレーニングが肝要です。

たけのこさん、

あなたの感情は間違っていません。

そういう方々を優しく導いてあげればよいのです。

それでも、その習性を修正しない人は、仕方のない人です。

繰り返し申し上げておきます。

迷うという行為は、病気などで失うエネルギーよりも

はるかに大きなエネルギーを損失します。

結局その行為は、病気への早道です。

即刻、おやめなさい。