ときに、とてもハイテンションで、
これには、効果がだいぶあると表現します。
「効果がある」という表現ではなくて、
これは、それなりの意味合いを含んでいます。
「効果がある」とは、「効果がない」と、裏腹の表現ですが、
「効果がだいぶある」とは、
このよう人は、他の症例と同じように、
次々に、「発火」していきます。
その発火の仕方は、瞬間的で爆発的なので、
その力を常に鎮火してしまいます。
日之本元極によって開発される数々の潜在能力、功法の原理など
このよう人は、他の症例と同じように、
直流から低周波の信号の大きさを判定して、ディジタル回路にHigh/Low
で伝達するための回路で、オペアンプの仲間である「コンパレータ」という
アナログICを使います。
オペアンプの原理と同じですから、非常に大きな増幅度であり、差動入力
のほんのわずかの差を検出することが可能です。
しかし、余り感度が良すぎても使いにくいので、丁度適当な感度にする
ためのテクニックがあります。
それが「ポジティブフィードバック(正帰還)」と呼ばれる方法です。この回路は、シュミット回路とか、ヒステリシス回路とも呼ばれています。
基本的な回路構成は下図のようにし、基準電圧Etが比較の基準になり
ます。
この回路では、出力電圧のR2とR3による分圧した電圧がヒステリシスと
なり、出力を反転させるためには、入力は基準電圧より、このヒステリシス
分だけ余分に差が必要です。
ヒステリシス Eh=(Eout-Et)×R3/(R2+R3)
このことにより、ノイズなどのわずかの電圧差でコンパレータが動作して
不安定になるのを防ぐことが出来ます。
ヒステリシスの値は下記で求められます。
実際のR1,2,3の値の決め方は、R1とR3はバランスをとるため同じ値と
します。通常は数KΩを使います。
あとはヒステリシスをどの程度にするかでR2を決めますが、普通では
このヒステリシスは数10mV以下とします。《実際のコンパレータ回路》
実例として、5V単電源で入力電圧が1Vを基準にした、コンパレータ
回路を考えてみます。
まず基準となる1Vは電源電圧を抵抗で分圧してつくることとします。
使うコンパレータICはモトローラ社の「LM393」です。
このICの出力はオープンコレクタとなっていて出力のプルアップ抵抗
が必要になりますが、コンパレータを5Vより高い電圧で異なっていても
次段に接続するディジタルICの電圧に合わせることが出来て便利です。
実用回路は下図のようになります。
12Kと3Kの抵抗で5Vを分圧して基準の1Vとしています。
ここでヒステリシスは、出力電圧が5Vのときに、数10mV程度になるよう
に10KΩと1MΩで1/100としています。
結果として、出力が1→0になる時は約40mV、0→1になる時は約10mV
のヒステリシスとなります。
オペアンプはアナログ信号を増幅するための基本のICです。
このオペアンプとディジタルIC(A/D変換など)をうまく組み合わせると、
色々な応用が可能となり、いよいよ電子工作が面白いものになります。
ここでは、このオペアンプの基本的な使い方、回路設計方法について
説明しています。
【オペアンプの基本】
オペアンプの基本を図で表すと下図のようになり、2ピンの「差動入力」
と1ピンの出力、それと+と-の2つの電源ピンからなっています。基本的な動作は、差動入力の端子間の電圧の差が増幅されて
出力に現れるという動作です。
+入力側の方が電圧が高ければ
出力も+側となり、
-入力側が電圧が高ければ、
出力は反転してー出力となります。
しかし、この増幅する時の増幅度が無限大に近い大きさがあるため、
そのまま使ったのでは、ほんのわずかでも差動入力電圧があると、
出力は+か-の最大値に張り付いてしまい、実用的に使えるアンプ
とはなりません。
しかし、この増幅度が無限大に近いということが大きなメリットとなる
方法があります。これが「ネガティブフィードバック」という方法です。
日本語では「負帰還」といいます。(1)反転増幅回路
最も原理的なネガティブフィードバックを実現する回路が下図です。
これを、入力に対して出力の±の極性が反転するので、反転増幅
回路と呼びます。
ネガティブフィードバックを
実現する基本回路。
(反転増幅回路)
フィードバックはR2で行わ
れています。
この回路では出力から-入力側に抵抗R2を介して信号が戻るように
なっています。これをフィードバックといいます。さらに戻って来る電圧
は極性が逆になっているので、ネガティブフィードバックと呼びます。こうすると、無限大の増幅度ですから、差動入力に少しでも差があると、
オペアンプの出力となって現れます。 しかし直ぐ、出力が入力側に
フィードバックされ、しかも極性が反対側になっているため、出力が
出ないよう、つまり差動入力の差が無くなるように働きます。
結果的にオペアンプの差動入力はいつも同じ電圧になるように動作
することになります。これを「イマジナルショート」と呼んでいます。このイマジナルショートの部分が実際に接続されていると仮定して
回路を簡単化すると下図のように簡単になってしまい、抵抗の比だけ
で増幅度が決定されてしまいます。a点で仮想的に接続されているとすると
両方向からの電流の和がゼロという
ことですから、左図の式のようになり、
オペアンプ回路の増幅度(A)は
A = R2/R1
ということになります。これが、オペアンプの最大のメリットで、増幅度が抵抗の比だけで
決まるため設計が非常にやりやすくなります。
(2)非反転増幅回路
上記の反転増幅回路に対して、下図のように、入力と出力が同じ
極性になるようにしたネガティブフィードバック回路を非反転増幅
回路と呼びます。 この時には、入力と出力が同じ極性となるので
実際に使う時には扱いやすい回路となります。
(1)の反転増幅回路とは、
差動入力のプラスマイナス
が逆なことに注意して下
さい。
この回路を(1)と同じ様にイマジナルショートを使って簡単化すると、
下図のように考えることが出来ます。左図のように、電圧は同じ向きです
から、Eoutを分圧したらEinと同じになる
ということから、
非反転増幅回路での増幅度(A)は
A = 1+R2/R1
となります。