この功法を考えつく切っ掛けは、
今年1月インドでの功法示唆に続いて、
5月から6月、立て続けに修練者に問題が起こりました。
1つは、家庭内の大きな問題で、
正常に色々な物事を処理できなくなってしまった人がいました。
その大きな試練に、
耐えることができずにパニック状態です。
日之本に来た時には、
講師や他の修練者たちによる支えもあり、
目の前の事に集中しているときは忘れてもいますが、
それでも集中力にかけていました。
さらに家庭に帰り、周囲の者に、
家庭内の問題を繰り返して説明をしなければならない。
同じことを繰り返し、繰り返し説明し、
理解してもらえるように丁寧に話すことによって、
意識はさらにその問題一点に強化されていきました。
周囲の者に、そんなことを言い続けているのですから、
良いわけはありません。
まずは、このことの事態から抜け出さなければならないのです。
そして、このことを繰り返したがために、
落ち込むようになりました。
もともと、この人は、
一途に一つのことを思い込むような性格でしたから、
思い続けたら、このことから抜け出すことができないのです。
これがうつ病の基礎となる性格特徴なのです。
一つのことを考えすぎて、ほかのことを考えられなくて、
いわゆる猛烈社員が鬱病になるのと同じ原理です。
このような人は、性格特徴として鬱病を引き起こしやすいのです。
しかしながら、気持ちを修練に分散することができれば、
思いの重さは分散できるはずです。
一つの思いから解放されるのです。
そうした状態の持続は、最悪な事態です。
同じことを繰り返していること、
同じ思いを持ち続けなければいけないこと、
早く、そうした状態から引き上げて、
仕事や他の興味に向かわせることだと思います。
修練をたくさんさせることをした方が良いのです。
また、そうした状態では危険ですから、
自分で運転することはせず、
公共の交通機関などで移動するようにすることです。
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