蓮花山と張先生の思い出 20181022てい老師講演 11

せいか(精華)不明だと苦しい。世の中の規律、決まった流れ、人間は規律、流れがわからないから苦しんでいます。物事の運営の規律が理解できないから、自分が苦しいです。人間は先天の状態では幸せな状態です。子供はみんな喜ぶ。苦しみを知らずに。先天の人間は幸せです。後天になるとだんだん苦しくなるのです。人間の口、耳、鼻によって外部世界と接していて、人間の欲望や雑念が生まれてきて、苦しみが身についてきます。人間の欲望、人間の喜び、悲しみ、怒り、考えすぎ、憂鬱などがそれぞれ我々の五臓六腑を痛めています。
人間の欲が身体を痛めています。あと自然界、四季によって自然界も、風、雷、暑すぎる、寒すぎるなども身体に影響してきます。陽のとき、陰の時、夜と昼それぞれ人間の身体に影響します。欲望で痛められる。周りの環境で痛められる。何を言っているかというと、「せいか」のことです。「せいか」とは世の中の規律。それがわからないから人間は苦しい。どうやってそれをわかるかと言えば、無理をしません。無理に怒りすぎると自分の感情を痛めてしまいます。そういう規律がわからないから、いつも自分を無理させます。それで人間が苦しくなります。病気になります。四季のこと、自然のことで色々ありますから、悪い日に無理に何かをしようという時も自分が苦しくなる。それが世の中の規律なのです。規律を知らないと人間が苦しいです。苦しくならないためにはそういうこと理解した上で、理論を勉強して、修練して、きれいな自分になる。安定した自分になる。という話です。