孔子廟にて(2017年 年頭のご挨拶にかえて) 1
昨年秋(2016年)、中国曲阜に訪れました。
ここは孔子の故郷として世界文化遺産にもなっています。
孔子廟、孔林、孔府の三箇所を見て回りました。
孔子廟を見学している時、孔子の神をと、
呼んでみましたら、孔子ではなく、
別の神が話しかけてきました。
論語を書き上げたのは私でございます。
私が書き上げたものです。
私は神上がっておりますが、孔子は伝説の人です。
孔子が伝えたこととして、
孔子が伝えたこととして、
古来の言い伝えを纏めて書物にしたのが
論語になりました。
これが有名になったのであって、
孔子は神の存在とはいえません。
永い期間待ちわびて、
あなたがたが、ここに来られて漸く、
今後の世の中に残れる人となりましたが、
神上がった訳ではありません。
よき言い伝えを残してくれた人、
そして私が書物に書き上げるための仮想の人として
重要な人物でした。
彼の存在は、神として崇められていますが、
次の世界(次元上昇後の世界)に生き残る
人なのです。
先程、孔子が言葉をかけてくださいました。
神ではないのですか?
孔子がよほどうれしかったのでしょう、
孔子がよほどうれしかったのでしょう、
あなた方を迎えて喜んでおりましたので、
一言ご挨拶することを許可しました。
彼の存在は、次の世界の人として存在します。
論語の中に書かれていることは、
私や私の弟子が聞き伝えとして書いておりますが、
これは孔子ではなく、世相を反映して創り上げたものです。
昔からの論調にまとめ上げていますが、
孔子の死後に、
後の者たちが書き加えた事柄が殆どです。
この広大な孔子廟も、物語として立派なのであって、
絵巻物のように作り上げられた作品です。
偉大な作り話の中身を、あなた方は見て帰ってください。
私は、あなたがたに伝えたい言葉が、
私は、あなたがたに伝えたい言葉が、
ひとつあります。
それは「諭す言葉」。
論語の中の諭す言葉を伝えるように指令されています。
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