人の波動について 1


修練をすると楽しいと言って、頑張る修練者が居ます。

反対に修練は辛く、一般の修練してない人達と交流している方が、

楽しいと言う人も居ます。

なぜこのように、人によって正反対の方向に

自分の感情が向くのでしょうか?

私は長い経験から、

これらの事は人や事物の波動に起因していると思っています。

世の中には結構敏感な方がたくさんいらっしゃって、

「ここは気分が良くないから、場が悪い。」とか、

「あの人と会っていると、気分が悪いから邪気が多い。

きっと、波動が悪いのよ。」

のようなことを、感じておっしゃる方がいらっしゃいます。

すべてのものには、それぞれ固有の波動があって、

その波動を感じて、良し悪しを自分なりに判定しているのです。

そうした方は、ちょいちょい見かけるのですが、

その人が自分の波動について言及している事を

ほとんど聞いたことがありません。

もちろん自分にも波動があって、その良し悪しがあるわけですが、

誰も自分の波動が悪いなどとは思いもしていないのです。

人の波動については、悪いと勝手に断定しておきながら、

自分の波動は、良いに決まっているのです。

なんと人というものは、自己中心的なんでしょうか。