修練効果の高い日について 1

「階ひと」入門講座教科書の中で、錬功効果の高い日について説明してあります。

でも、受講時に良く理解出来ないままお帰りになって、

その後も教科書を読んでいない方が意外にも(?)多いので、

ここでまた、お話してみることにしました。

(1)24節気
------点線内「階ひと」教科書から転載--------

一般的に、科学的根拠として説明されている理由付けとして、

地球から見て太陽の通る黄道を24等分したのが24節気です。

通常は、その日1日の概念で捉えていらっしゃる方が多いですが、

厳密に言うと何時何分何秒というように黄道上の24等分された

その位置を通過する時間まで問題になります。

しかし、この説明は後付の近似値から割り出された理屈付けです。

本来の原理は非常に高度で複雑です。

この正しい理論的根拠は「階み理論編」にて勉強することになりますが、

どうしても知りたい方は、教科書のみを購入して、独習してください。

それまでは一般的な考えに従っていても大きな間違いではないでしょう。

---(中略)---

この24節気の時の前後は修練に絶好のときで、

通常の何倍ものエネルギーが取り入れられます。

積極的にこの日、この時に修練をするよう心がけてください。

修練方法は、24節気の時間を中心に前後になるべく均等に時間を割りふり、

できれば静功を行います。

24節気の時間が15:30であれば、30分修練するときは15:15~15:45までとします。

---(中略)---

24節気は「修練の効果の高い日」ということのみならず、

天地運行の節目として我々にも重要な意味を持ちます。

それらの日に修練することだけでなく、その意味を考え、

宇宙天地の原理やその不可思議さに思索を巡らせ、

感謝することも必要なことだと考えます。

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この中で、注意しなければいけないのは、

「24節気の時の前後は修練に絶好のとき」という件(くだり)です。

ここでの「時」と言っているのは、一瞬のことを言っています。

ここを理解できている者は、中国で私が元極を習っている時からしても、

わずかしか居ませんでした。

何故、日之本元極でわざわざ24節気の時間、

例えば「寒露 19:20」のように、時間までお知らせしているのかよく考えて下さい。

本当は、24節気とは一瞬のことを言うのです。

(つづく)