気絶神倉温熱鍼法 7

気絶神倉温熱鍼法の作用と価値について 4

今から、物質的な邪気を下黄庭まで運ぶルートを

増田にみてもらいましょう。

(神の指示により、私が自分の体内を内視しました)

どうですか、そのルートが見えましたか?

物質的な邪気と言えど、内臓の邪気は下黄庭で処理されるものの、

その運搬ルートは金鳳の神が受け持っています。

金鳳の神が、物質的な悪い物の場所に派遣され、そこに行って、

飲み込んで、飲み込んで、そして飲み込みます。

金鳳の神が黄金殿に運び、

それらは黄金殿から下降して、下黄庭に運ばれます。

下黄庭での有形の邪気は、すぐに腸の中に運ばれて、

無形として処理できるものだけが中黄庭にいきます。

下黄庭に処理工場があるのは、

中黄庭に運ぶまでに有形の物を無形に変えねばなりませんが、

有形の物は有形の物として処分する腸・小腸が近いので、

この位置なのです。

そして何故まず黄金殿に運ばれるのかと言えば、

肺を含めたそれぞれの臓器からの邪気を、

金鳳の神が自分の持ち場である脾臓に一旦運んで、

脾臓に蓄え、金鳳の神がそこで一働きして、

黄金殿に運ぶからです。

ここからは、ババタヌキを通さず、増田に話しましょう。

増田に話す時に、彼は感覚で受け取りますから、

まずは肝臓の邪気をイメージしてください。

(ある癌患者を指定され、私達は、その人の肝臓を観じています)

肝臓の上の位置に異物感があります。

これが癌です。

コレを処理するのは、脾臓にいる金鳳の神ですから、内視してみてください。

方法は、二つあります

大便として、吐き出す方法

小便として、吐き出す方法、これが一つ。

肺から咳として、そして呼吸として吐き出す、

この二つの方法があります

コレを厳密に分けるならば、大便・小便・呼吸になります。

更に厳密に分けるならば、大便・小便・呼吸・皮膚になります。

肉体を考えてはいけません。

あくまでも無形の肉体を、考えてください。

そこがクリアーしてから、きちんと有形の肉体に転じて考えてみることです。