『達磨大師の神』より 25


私は当時、二つに分けて考えましたけれども、

常に二つを同時に考えていました。

二つを同時に使っていました。

あなたは、按摩法には易筋経しか使用しませんでしたが、

易筋経すなわち洗随経であり、

あなたの按摩法で使われている易筋経は、洗随経も含まれているのです。

しかし、あなたの思っている洗随経がそこに生かされているのでは無くて、

按摩法で生かされている洗随経というのは、

骨の付け根に作用するような洗随経なのです。

骨の髄から洗うということも洗随経なのですが、

骨への筋肉の付着部分、筋肉を通して骨となっている部分も洗うという意味で、

増田の思っている按摩法は、何一つ問題は無いし、それでよいと思います。