日本と中国 2

何処の国にも良い人も変な人もそれぞれ存在します。

それでも国の平均的なレベルとして、良い人の比率の高低があります。

日本も中国もそうした事の改善をそれぞれが努力すれば良いのであって、

相手の悪い所の突き合いや、自己の利益のみを考えた行動を慎めば良いのです。

私が二十年以上お付き合いさせて戴いているきく先生や、おう社長は、

相手の為にどうして上げられるか、何時も考えて行動して下さっています。

一昨年、日本に来て戴いた時にも「増田の手伝いをする。」ということで、

報酬を考えず、お忙しい中、二週間以上も予定を組んで下さいました。

勿論、そんな訳にはいきませんから、些少ではありますがお支払いはさせて戴きましたが・・・・・。

今回私の訪中にあたっても、

おうさんは、社長という忙しい地位に在りながら、10日間も一緒に行動して下さいました。

また、きく先生は、私が湖北省の風習を知らないだろうからと、

総て手弁当で事前に大連から湖北省まで、

地元の方に総て取りしきってくれるようお願いに行って下さいました。

彼等が、元極に関係しているから良い人だとも言えませんし、

日本にだって悪い事をするものはいくらでも居ます。

例えば、新大久保でヘイトスピーチをするような人々や、

現状に問題は有るとは言え、沖縄の米軍兵士の子供達に「ファック・ユー」と平気で言える者達だって居るのです。

ですから、お互い尊敬し合い、自らを律して、お付き合いをさせて戴けば、

何処の国とでも仲良くなれるのだと思います。

自国だけの利益や、経済の発展のみを優先すべきではないでしょう。

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