人の為に働くということ
「よく働く」と言われる人は、結構居るものです。
しかし、そのよく働く人の多くは、やましい人だと神は言います。
やましい者というのは、決して悪いことをするという意味では無く、
大変、努力家で、きちんと仕事もこなしています。
が、人のために役立つような生き方の基本が出来ていないだけのことなのです。
身を挺して、人のために尽くすということは、並大抵のことでは無く、
日常的な行動の中で、それが出来ているともかぎらないのです。
日常的には、極めて大人しく、誠実で、人のために働いている人も大勢います。
しかし、根本的に自分の身を呈して、人のために働くことと、
身を粉にして働くこととは違います。
立派だと思われる仕事に就いている人達でも、やましい者はいっぱい居ます。
心底、「身を挺して・・・」ということが、染みついて生活していなければならないのです。
宇宙は、大歓喜に向かい、拡大し続けるのが大法則です。
その構成物である人は、その宇宙への貢献が存続の条件です。
社会への貢献、人の為に貢献するのが、その存在理由です。
個の繁栄ではありません。
まず個の繁栄を目的とすれば、必ず他の個に悪い影響が出るのです。
他に貢献して、社会に貢献し、世界に貢献し、宇宙に貢献し、
それが叶った時、当然、個にも繁栄があるのです。
対象と順番を間違えてはならないのです。
皆大歓喜 団圓寿福