大ばばたぬき 1
ばばたぬきの母親は、94歳を超えた大ばばたぬきです。
その大ばばたぬきは、毎日新宮修練舎に歩いて通ってきて、
二時間半の修練をこなし、帯功を30分受けて
(週二回の貫頂と、週一回の点竅通経秘薬法も受功)帰って行きます。
そして家では日之本で密かに販売している祝詞集のCDを再生しながら、
自分も大声を出して祝詞を30分かけて唱えます。
この生活を、もう二年半も続けているのです。
誰もがその歩く姿を見れば凄いなあと、思うでしょうが、
本当に凄いのはその修練を続ける力です。
あなた方は、大ばばたぬきのように毎日3時間も修練することを何年も続けられますか?
「だから、その年になっても、丈夫なんだ 。」
と、仰るかもしれません。
ところが今年の春、全く動けなくなって寝たきりで、ひと月以上入院しました。
「痛い、痛い。」と言って、寝返りも打てません。
ところが、いろいろMRIやら何やら、検査をするのですが、
何処も悪くないと医者は言います。
何の治療も受けず、病院でただ寝ていただけです。
普通、70代以上の老人が(もう暫くで私も突入しますが)、
ひと月以上も寝たきりだったら、二度と歩けなくなるでしょう。
でも、大ばばたぬきは、違いました。
しばらくのリハビリはありましたが、
直に歩いて通ってくるようになったのです。