大ばばたぬき 3
大ばばたぬきは、私の帯功を受けると、始まってすぐに
「すぅ~と」天井まで上がっていくのだそうです。
(大ばばたぬきは、帯功を寝て受けます。)
何事もなく収功までたどり着くと、
「あぁ~、気持ちよかったわ。」
と、満足そうにいいます。
ところが、私が途中で
「はっくしょ~ん」
などと、くしゃみでもしようものなら、
勝手に凄い勢いで天井中をかけずり回るのだそうです。
咳払いでもあきまへん。
「忙してかなわんから、くしゃみ、辞めてくれへんかなぁ。」
そんなこと言われても、出るものは出ます。
この境地が、「きのい みのいを ぬぎすてる」境地なのでしょう。
無欲で帯功を受功するのが良いんでしょうね。
たまに、他のスタッフ達から帯功を受けると、
天井まで上がらずに床のあたりを
うろうろ、うろうろと這いずり回っているそうな。
どないなっとんねん!!
わからへん。
わからへんのんかい?