金木犀(もくせい)と銀木犀 2


「あおいとり」さんのブログに、「金木犀」
の事が書かれています。
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私は今から18年ほど前に、その金木犀ではなく、銀木犀に深い思い出があります。

その頃、中国蓮花山では、年に四回、大きな講座が開かれていました。

正月、旧正月、旧5/5の端午(たんご)の節句、旧9/9の重陽(ちょうよう)の節句です。

重陽(ちょうよう)の節句について、ウィキペディアでは、次のように説明しています。

重陽(ちょうよう)は、五節句の一つで、9月9日のこと。

旧暦では菊が咲く季節であることから菊の節句とも呼ばれる。

陰陽思想では奇数は陽の数であり、

陽数の極である9が重なる日であることから「重陽」と呼ばれる。

奇数の重なる月日は陽の気が強すぎるため不吉とされ、

れを払う行事として節句が行なわれていたが、

九は一桁の数のうち最大の「陽」であり、特に負担の大きい節句と考えられていた。

後、陽の重なりを吉祥とする考えに転じ、祝い事となったものである。

邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり、

菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして祝ったりしていた。

また前夜、菊に綿をおいて、露を染ませ、身体をぬぐうなどの習慣があった。

現在では、他の節句と比べてあまり実施されていない。

その年、私はその重陽の節句の講座を受講することにしていて、

先ほどの疑問は棚上げにしたまま、20名ほどの修練者を連れて中国に渡りました。

当時、中国行きの便はそれほどなく、

成田から上海へ渡り、国内便で武漢まで移動していました。

そして蓮花山への到着時間は、決まって深夜。

その時も、夜中の1時過ぎに蓮花山内の外国人向けホテル

「九州楼(きゅうしゅうろう)」に着いて、直ぐ休んだのでした。

シグマDP2Merrill(メリル)