絶食・絶飲食錬功会 42
なぜ動物を食べてはいけないのか(二) (070717前出)
食肉にはそうした想念とは別に、その物の持つ波動という問題もあります。
一般的に言うと、大きな動物ほど、寿命が長く、小さい動物ほど、
輪廻転生、次から次に生まれ変わる時間が短いという傾向があります。
もちろん例外もありますから、一概にはいえませんが、
小さい動物ほど早く死んで生まれ変わるというような性質を持っています。
そういうふうに、早く生まれ変わり死に変わりして、
大きな動物になってくるとどんどん、人間の波動に近づいてきます。
長生きをする波動を持つのです。
そうすると、長生きをした動物というのは、波動が悪いのです。
つまりは、老化現象を感じるわけです。
老廃物の蓄積もあります。
人の波動は、もし食べようとするならば、とても悪い波動を持っているのです。
長生きする動物は、食料として適切ではないのです。
食肉用の肉には、例外はあります。
大型化して飼育しているものもありますから、
すべて、大きい動物が悪くて、小型の食肉が良いかといえば、そうでもありません。
小型のものの寿命が短くて、物理的な面もたくさんあります。
大型の動物は、小さな動物を多く食することにより、その中の邪気、有害物質を蓄積していきます。
身体の中に、邪気や有害物質をため込まないという意味で、
若いもの、新しいものは比較的『良い』わけです。
役割の問題もあります。
なるべく長生きして人のために働いた動物の魂は、
次の段階で人の潜在意識として使われるわけです。
その観点から見れば、食料として育てられたものは、食料として良い波動を持ちますし、
そうではなくて、人のために生きること、人の役に立つために、生きる役割を持ったものは、
食料としてではなく、生きて働くために良い波動を持ちます。
むしろ、食料として食べられるよりも、人の役に立って、身近で働くことに優先順位があります。
ですから本来、食料としての役割を持っていない動物は、波動も悪く、
その肉体の上に依拠していた意識は役割を全う仕切れなかった思いや、
死への恐怖、殺そうとする人に対する反感などを自らの肉体に残して離れて行っています。
そうした食料が身体に良いわけは無いのです。
何度も生きて来た、生き変わり死に変わりしてきた意識を持った、
そしてより人に近い動物の肉は、基本的に食べてはいけないということです。