修練者がつらいとき
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突然身体がつらい状態になったことが書いてあります。
修練をしていると、何年に一度か、このような状態になることがあります。
最初は、「毎日修練をしているのに、どうしたことか?」と思いながら、
修練もせず、ひたすら具合良くなるまで寝て過ごす人が多いのですが、
こういった時こそ千載一遇の好機と言えます。
前にもどこかで書いたことがありますが、確か1994年の10月の事だったと思います。
東京都内を歩いていて、突然全身の力が抜けていくのを感じました。
全身何処にも力が入らなくて、歩くのもままならない状態です。
這々(ほうほう)の体(てい)で自宅に帰り着き、
それから三日間何も出来ず、寝たきりでした。
三日経ったとき、これではいけないと思い、ベッドの上に座って静功を漸く、し始めたのです。
初めて暫くすると、それはもう、どうしたことか、
突然「どっか~ん」という感じで、三元エネルギーが入ってきたのです。
スッカラカンになっていた身体の中に、突然エネルギーが身体という容器満杯に、満ち満ちた感じです。
まったく全て生まれ変わったように感じました。
実はその時、中国蓮花山では、年に4回の講座が開かれていたのです。
私も行きたかったのですが、その年にはもう既に2回も行っていて、
仕事上でも、金銭的にも見送らざるを得ませんでした。
その時蓮花山に行った方から後で話を聞くと、私にどかんと三元エネルギーが入ってきたときは、
ちょうど元明塔という、地上11階、地下3階の塔が完成して、
式典の行われた日だったそうです。
この塔は八角形の形をしていますが、真ん中に中空の太い柱が貫通しています。
その式典では、張先生が、その柱の中を天地に繋げられたのです。
どうも、その時に同期して私の中にエネルギーが入って来たようです。
その他にも何回か、つらくなる状況はありましたが、
そういったときは大なり小なり、何か大きな変化の起きるときでした。
それを逃がすことがないよう、そんなときこそきちんと修練すべきだと、経験から悟っています。
キャノンS90