母のこと 7
通夜、葬式と儀式を終え、さて墓をどうしようという事になりました。
両親は、離婚していますし、
増田家(母方の姓)の墓は、母の上に長男が居ましたから、入るわけにはいきません。
新たに建てるしかないのです。
またまた、神に聞いてみました。
神の存在として、住居が与えられて「きよみ」の施設に、
彼女は場所を移して生活をしていきます。
美しい建物のなかで、穏やかな明るい生き方をして生活をします。
さて、心配をしている有形の墓ですが、どこにどうしても、それはかまわぬことですが、
あなた方が先ほど調べていたように、あなた方が親の墓を準備しなければいけないのであれば、
私が提案するところがあります。
それは、宮町のなかに、ひっそりとした墓を作ってくれればよいのです。
きよみには、隠宅(無形の住居)があります。
有形の代物は、どこでも小さくても構いません。
いずれは流されてしまいます。
しかし、あなた方がどうしても作らなければならないのであれば、
有形の墓は宮町に作ってください。