麹菌 と 放射能 1
麹食品についてお話ししましょう。
麹菌の作用は、具体的に身体の中で、どんな作用をしているのか?
どうして、放射能に対して抵抗力を持つのでしょうか??
放射能に有効だという点では、クロレラ、螺旋藻(スピルリナ)などの藻のように、体内に入って、放射能物質を吸着して、
身体の外に排泄するという作用を比べると、はるかに、小さい作用しかありません。
直接的に、腸の中でこの麹菌が、放射能を吸着する作用は、
ほとんど他の食品と同じ程度であるとしか言えないのです。
しかしながら、直接的にこの麹菌が生きて身体の中に入った時に、身体の中の腸内細菌が、活性化されます。
そして、それは日本の風土にあった、麹菌によって、身体の免疫力、生きる力、腸の中の調和が図られていきます。
大腸が元気になると、肺が活性化されるという原則通り、肺の機能が高まるわけです。
そこで、気をつけなければいけないことは、その土地の風土、住まいしている土地の風土に、
あった麹菌が一番適しているということです。
あなた方が、ここに住まいしているのであれば、ここで創られて、ここで発酵した麹菌が最適なのです。
チェルノブイリ後、ヨーロッパで日本の味噌がよく売れましたが、彼らにとっては味噌よりもヨーグルトの方が良かったかもしれませんし、
現在の日本の状況では、ヨーグルトなどの乳製品より遙かに味噌・たまりの方が効果的です。
更に言うなれば、日本国内でも全国一律に工場で作られた乳飲料などの製品ではなく、
地元で細々と作られている麹製品の方が遙かに効果的だということです。
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