生き残る 麹菌 (みそ)
先日、「麹菌と放射能」という題で、地元の麹菌が住む者にとって風土と身体に合った物であるということを書いたのですが、
実は私は高山の味噌醤油をあまり食べてはいません。
私の大好きな味噌は、愛知県知多郡武豊町の「傳右衛門」という三年味噌です。
醤油も最近は、「傳右衛門」の「溜まり」を使っています。
住んでいる高山から離れた地で出来た赤味噌(伝衛門味噌)は、腸の中で生き残る活動をしているかどうか心配になるところです。
麹菌にとって風土や気温などそういう条件も重要ですが、この味噌など三年もの長い期間、熟成した味噌は、とても貴重で有効です。
麹菌にとっては、熟成期間ということも重要な要素です。
春夏秋冬の気温の変化の中で、生き残ってきた菌には、それなりの生活の知恵が備わっています。
それは、どんな状況でも生き残っていく知恵です。
それが、人の身体の中でも発揮されるのです。
いじめればいじめるだけ人が強くなるように、長期に渡って熟成されることは、重要なことなのです。
私は今後も、手に入る間は、三年醸造「傳右衛門」の味噌溜まりを使っていくことになりそうです。
しかし、非常に高いのが少し・・・・・ネ。。。。。。
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